ただいま放送中であります、「相棒 シーズン9」
だいぶミッチーにも馴染んできて、彼の本性が徐々に明らかになりつつあります。
右京が尊を徐々に信頼してきているというようにも感じます。
そんなリアルタイムでやってるシーズン9、先週とても面白かった話だったので、紹介します。
シーズン9 第7話 「9時から10時まで」
1.右京に内緒でたまきとバーでデートをしている尊。さっき観たホラー映画に気分が悪くなった尊がトイレに行くと、不審な二人の男が会話をしていた。その二人はまるで他人のように、別々の席につく。一人は何やら商談中のようで、もう一人がその一人をじっと監視しているようだ。なんか怪しいと踏んだ尊は、美術品に詳しいと名乗ってその商談に首を突っ込む。男は、景徳鎮の皿を客(役:阿藤快)に売ろうとしていた。
2.一方その頃、右京は殺人事件の現場にいた。事務所の一室で銃殺されていた被害者の口の中には、景徳鎮の皿の納品書が。そして現場に不自然に残されていたチョコレートとその銀紙。右京は、納品書に書いてある宛名の貿易会社が、暴力団をバックに抱えていることを突き止め、その暴力団の行方を追う。
右京と尊、それぞれの現場で繰り広げられる別々の出来事が、「景徳鎮の皿」を中心として徐々にシンクロしていく。いったい何が起こっているのか??
「えっそんなタイトルなの??どうゆう意味??」と思っちゃったけど、観て納得。
そういえば所々で時計がでてきて時刻が明示されていたな。
「ほんの1時間のできごとだったんだ」と感心してしまうストーリーです。
なにより、視聴者側と同じ時間をリアルタイムで目撃する、という発想がいい。
また、序盤、右京の現場と尊の現場が交互に展開する演出は、観ていてホントに面白かった。
こういうの、大好きです。
ストーリーも、一見何の関連もない出来事が、だんだん合致していくというもので、スリリングだった。
皿を売りつけられる阿藤快。彼の最後はなんかあっけなかったかな・・・
「結局彼はなんだったんだ?」って。
あんま話の本筋に絡んでないなって。
でも、それもまた「味」な、ステキなストーリーでした。