Season6-2 陣川警部補の災難

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シーズン6 第2話 「陣川警部補の災難」

たびたび登場してくるサブキャラクター「陣川公平」

普段は電卓はじいてる経理マン。

しかし捜査にたいする憧れから、指名手配犯とよく似た別人を数回にわたって誤認逮捕してしまい、特命係へ島流しにあう。


こないだ紹介しました「第三の男」(シーズン3 第6話)では、被疑者の女性に恋をしてしまい、捜査の邪魔をするが、結局それがきっかけで別の事件を解決に導くという不思議な男として描かれてます。


そして今回、またまたとある女性に振り回されることになります。





「陣川が警察に捕まった?」そんな電話をうける薫。行ってみると、陣川が取調べを受けていた。なんでも、マンションの郵便受けの前で不審な行動をしている男を見つけた陣川が男に話を聞こうとすると男が突然逃げ出し、追いかけたら、男が階段で転んで死んでしまった、というのだ。

詳細を話そうとしない陣川を不審に思った右京が陣川の部屋を調べる。フセンの付いた雑誌をみると、そこには人気女性ファンドマネージャーの咲江が写っていた。陣川の特性、それは美人の女性に弱いということ。ピンときた右京が問いただすと、陣川は咲江からストーカー被害の相談を受けており、その犯人らしき男・瀬口を追跡したところ階段から転落死した、と話す。


しかし、頭の切れる咲江がなぜ陣川をストーカー被害の相談相手として選んだのか。不思議に思った右京が、咲江を調べるうち、瀬口の口座にたびたび多額の入金があったことや、咲江が得意とする会社の株を扱う印刷会社に勤めている事が分かる。また、瀬口の足に跡があり、階段の両脇の手摺部分には何かひも状のモノが摺れる跡が付いていたことから、何者かがロープを仕掛けておいてわざと転ばさせ、殺害したのではないかと推理する。


咲江がインサイダー情報を瀬口から仕入れ、その件で逆に瀬口から脅されていたのではないか。そう推理した右京が咲江を問いただすが、証拠がないと言い張る咲江。そんなことは絶対にないと陣川も言うが・・・咲江の行動のささいなほころびから、真実が明らかになる。




美女に弱い男・陣川がまたしても美女に振り回されてしまうストーリー。

ストーカー被害に悩む美人ファンドマネージャーの相談相手となった事がきっかけで、事件に首を突っ込んでしまいます。



見所は、最後のやりとり。

右京「ニュースをオフィスで見ていた。だけど、覚えてなかった。そう言い張ることもできたはずです。なぜ、そうしなかったのですか?」

咲江「ファンドマネージャーとして、それだけは許せなかった・・・」


罪を認めることになっても、自分のファンドマネージャーとしての誇りを守ろうとした咲江。


そんな犯罪に手を染めた女と、またしてもその女に恋をしてしまった陣川のお話です。


この男、たぶん近いうちまた登場するのではないでしょうか。