Season5-19 殺人シネマ

【国内ドラマCP】相棒 season 5 DVD-BOX 2

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相棒(season 5 下)

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シーズン5 第19話「殺人シネマ」


映画館。「海峡の虹」を楽しむ右京とたまき。何回も観ているのに、と涙を流すたまき。ほほえましい光景。しかし、右京の行くところに事件あり。映画館を出ようとしたとき、席でうつむいている男性を見つけ、起こそうとしたところ、その男性の胸にはナイフが。男性は死亡していた。しかもその男性は、いままさに観ていた映画「海峡の虹」の監督・織原だった。

映画の上映中に誰かが監督を殺したことになる。映画関係者から話を聞いているうち、織原監督は当時はとても厳しい人で、女優をよく叱っていたという。また、最近は酒に酔って昼間から自分の映画を観に映画館に姿を現していたという。その監督が、「自分の作品を観ながら死にたい」と口にしていたことも分かる。

犯人は監督に叱られて恨みを持っている人物か?被疑者として、織原作品のDVD化を本人に拒否され続けていたビデオ会社の海老名や、当時の人気女優島加代子、さらに、当時監督に叱られた事が原因で体調を壊した女優・青葉絹子らが浮上する。特に、島加代子については当日の目撃情報があり、疑わしいが、本人は最近は監督に会っていないと否定する。





「自分の作品を観ながら死にたい」監督が残した一言。その言葉をめぐって起きた今回の事件。


決して被害者を恨んでの犯行ではなく、被害者をおもっての犯行。病気で余命わずか、そんな状況の映画界の巨匠をおもっての犯行には、他の事件と違った切なさを感じます。



非常に悲しい話であり、「そういう殺人もあるんだぁ・・・」と妙に納得してしまう話でもあります。