Season4-16 天才の系譜

休日、ちょっと仕事行って、帰ってきて風呂でまったり。

そこで小説版「相棒」を読む。なかなか贅沢なひととき・・・

そんなわけで、今回はその読んだやつ、

シーズン4の第16話「天才の系譜」を紹介します!



夜、右京が若い女性とホテルから出てきて抱き合う瞬間を目撃してしまった薫。しかも女性にお金まで渡していて・・・右京の意外な男くささに驚きながらも、売春はダメだと忠告する薫。、しかしその女性を紹介するという右京。紹介されてびっくり、実は彼女は右京の姪・花だった。

花は海外で活躍するフォトグラファー。東京の面影写真を撮りに帰国していた。下町の様々な風景を撮っているうち、あるアパートの前の植栽が枯れている様子から、1週間前の女性死体遺棄事件の被害者と犯人がこのアパートの住人であると推理、右京に調べて欲しいと言ってくる。右京は「子供の推理ごっこはやめなさい」と言うが・・・

そのアパートの住人、純平は「妻・加代子は今実家に帰っている」と言うが、それが嘘である事が分かる。そして、その加代子が1週間前の女性死体遺棄事件の被害者であることも判明する。花の言うとおりだったのか??


右京の姪が登場する今作。コミカルで非常に面白い。右京のDNAを受け継いでいるせいか、非常に頭がキレる花。その頭のよさには薫もタジタジ。薫のフライトジャケットについていたカレーのしみから、昼間カレーライスを食べただろうと言って薫を驚かせる花。しかし、最後には、「実はカレーライスではなくて、カレーうどんでしたぁ」なんてしゃれたオチが待ってます。

事件は下町を舞台にしたご近所殺人。近年のマンション開発で様変わりを遂げる東京。そんな恐るべきスピードで変化していく東京で人も変わってしまったと嘆く住民の気持ちが伝わってきます。

花のキャラクターにスポットが集まりがちですけど、ストーリーも考えさせられる、非常にいい話です。