夏休み、実家でのんびり。
そしたら昼間、再放送やってました。
「相棒」
なので今回はそのシーズン1の第5話「目撃者」を紹介します。
小学校の教諭・平良が死体となって発見される。彼はボウガンで胸を射抜かれていた。
小学校で聞き込みをしていると、小学校の児童・守が、犯人を見たと証言する。事件当時たまたま近くを通りかかったところ、いつも登校中の児童を自宅の窓からボウガンで脅かす近所の「ろくでなし」が平良と会っていた、というのだ。子供たちの苦情を受けて平良はろくでなしの所へやめてほしいと頼みに行くが、シラをきられて追い返され、平良は憤慨していた。それが原因でトラブルになった?
「ろくでなし」こと佐々木を問い詰めると、彼は事件前にボウガンを盗まれた、と言う。「返して欲しければ取りに来い」という置手紙があり、取り返しに行ったら平良はすでにそこで死んでいた、と言うのだ。
佐々木があやしいが決定的な証拠がない。そんな中、平良の風評を調べているうち、実は平良の方がろくでなしで、守の担任の恭子が以前平良に乱暴を受けていたことが分かる。そして今回の事件は、そのことが動機なのでは、と右京が推理する。
頭はいいがかわいげのない事件の目撃者、守は両親を事故で亡くし、親戚と暮らしているが、中がよくないらしく、いつも放課後は図書室で難しい本を読んで過ごしていた。実はその守は、もう一つ、別の現場の目撃者だったのだ・・・
初期の作品とは思えないくらい、今見ても完成度の高いストーリーだと思います。
偶然「ある」現場を目撃してしまった少年。その行動とその心理には、思わず目を覆いたくなります。
子役の演技力も凄いです。ぜひ観てほしいです!