Season5-10 名探偵登場

べらぼうにステキな刑事ドラマ「相棒」
10月からシーズン8が始まるということで、
テンションマックスでございます!!



そのべらぼうにステキさを紹介する当カテゴリ。
今回はシーズン5の第10話
「名探偵登場」です。



美大生の三橋が自宅アパートで殺害される。右京は、彼が殺される直前に彼を探していた不審な男がいたことを知る。その男の足取りをたどると、彼は怪しい(?)探偵、マーロウ矢木(役:高橋克実)だった。

なんでも、依頼人の女性から、写真に写っている絵(落書き)を描いた人を探して欲しい、という依頼を受け、それが三橋だと突き止め、その住所を調べていたようだ。

なぜその三橋が殺されたのか?依頼人の女性が矢木から三橋の住所を知り、彼を殺害した?矢木はなぜか右京と薫の捜査に加えて欲しいと頼む。

そんな中、矢木が不審な二人組に襲われる。どうやらその二人組が三橋を殺した犯人で、右京らの捜査を邪魔しているようだ。

右京は、依頼人の女性の写真の絵が描きかけであったことから、とあるビルの屋上の落書きだと特定する。また、三橋の携帯の発信履歴に110番通報があり、なにも言わずに切ってしまっていたことから、三橋は、そのビルの屋上に侵入して落書きをしている最中、偶然にも犯罪の現場を目撃してしまい、警察に通報しようとするも、通報すると自らの落書きがバレてしまうと思い、恐くなって描きかけのままビルから逃げたようだと推理する。

しかし、その犯行現場を見つけ出すことは不可能に近い。依頼人の女性を見つけ出す方法はないか?そんな右京と薫に、矢木が探偵ならではのアイデアを出し、犯人をおびき寄せ、解決へと導く・・・





マーロウ八木がいい味出してる本作。めちゃめちゃ面白い話です。
だけどストーリーは深い。落書きをする美大生が偶然事件の目撃者となり、その事件の当事者が口封じのために探偵を使って彼を探し出す。

そして、自分がした仕事によって人が殺されてしまったと自らを責める矢木。そんな矢木を諭す右京と薫。ラストは予想に反してジーンときます。


「男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格はない」
なんて深イィ〜格言!

ぼくの座右の銘とさせていただいております。

いい話です。ぜひ観てください。