Season5-4 せんみつ

めちゃめちゃカッコいい刑事ドラマ「相棒」
そのめちゃめちゃカッコよさを紹介する当カテゴリ。
今回はシーズン5の第4話「せんみつ」です。





薫と敵対する捜査一課のバカ三人組「トリオ・ザ・捜一」。そのひとりである三浦が、昔とっつかまえた大泥棒、槇原を調べて欲しいと右京に相談する。なんでも、ホントのことを言うのは千に三回くらい、というほどの大嘘つきの槇原が、別荘に空き巣に入ってつかまった今回は素直に犯行を自供しているというのだ。

興味をもった右京が槇原にいろいろ質問するが、やはり槇原は素直に窃盗を自供。何か別の大きな隠し事をしているのではと疑う右京が、
薫とともに調べていく。

そんななか、槇原が盗みに入った別荘の近くで他殺体が発見される。
死亡推定時刻は槇原が別荘に窃盗にはいって捕まる直前。槇原が殺人を犯し、犯行を隠すためにわざと別の窃盗で捕まった?


「せんみつ」と言われるほどの大嘘つき。そんな彼が、窃盗を素直に自供してまで隠そうとしていることとは?大嘘つきの心理を描いたコメディタッチのお話です。

シーズン5のいいところは、初回2時間スペシャルで相棒ならではのヘビーな話でスタートした後、2,3,4話と、比較的分かりやすい、コミカルな話を続けて観る人を惹きつけているところだと思います。社会への問題提起的な考えさせられる話の間の、緩衝材のような位置づけだと勝手に解釈しています。そのかわりこの後の第5話「悪魔への復讐殺人」は、以前登場した悪魔が再度登場する残虐なストーリーですので、緩急がついていてとてもスリリングです。

「悪魔への復讐殺人」の前の緩衝材。面白いんでぜひ観てください。