Season5-2 犯人はスズキ

ぼくのだいっ好きな刑事ドラマ「相棒」
このドラマがきっかけで、寺脇康文さんのファンになりました。
美容院で髪を切るとき、
「『相棒』の寺脇さんみたいにしてくださいっ」
て言って「はぁ?」って言われた事があります。あんときは恥ずかしかったなぁ・・・


今回はシーズン5の第3話「犯人はスズキ」です。





殺人事件ですけど、ちょっといつもの相棒とは違う、人間味あふれたご近所トラブルです。


町内会の白坂が死体となって発見される。頭を強く殴られているようだ。殺人事件として捜査中、複数の町人が、白坂が「鈴木」という男と口論になっていたと証言。右京と薫は鈴木を探すが、彼の居場所を知る人はなぜか現れない。鈴木は最近この町に越してきたばかりで、だれも住所を知らず、住所が記載されているはずの町内会の名簿も、盗まれたようで見つからない。

そんな中、鈴木を見たという右京の元妻・たまきが、コンビニの防犯カメラの映像に写った鈴木を発見。調べてみると、彼は鈴木ではなく、かつてこの町に盗みに入った江島という男だった。

なぜ江島は鈴木と名乗っているのか。江島が白坂を殺したのか。

真相はこう。

3ヶ月前、江島はこの町でたまたま白坂の家に空き巣に入ったところを町内パトロールをしていた堂本に見つかり、つかまえられる。そのとき江島が盗んだものの中から、「ももよ」と書かれた筆箱が。

30年前、この町で小さな女の子(桃代ちゃん)が何者かに殺されるという事件が起きていた。そのとき彼女がもっていたのがこの筆箱で、事件のあと筆箱は消えていた。

そう、30年前桃代ちゃんを殺したのは白坂だったのだ。

それに気づいた堂本は、父である町内会長の池之端に相談。怒った池之端は、口論の末白坂を殺してしまったのだ。

池之端をかばおうとした堂本らは、「スズキ」という架空の人物を設定して、スズキに疑いがかかるような証言をしたのだった。


・・・架空の「スズキ」をつくりあげるという今回の話。なかなか面白かったです。随所にちりばめられたお茶目な右京さんも見逃せません。

ヘビーな相棒のなかでの、休憩所的なストーリーではないでしょうか。