Season6-5 裸婦は語る

今回はシーズン6の第5話、「裸婦は語る」です。


画家の立花のアトリエで女性が死亡。立花は口論の末の不慮の事故だと言い張るが・・・。

一方、5年前に立花の絵が盗難にあっていた事が判明する。また、立花がよく打合せで使っている喫茶店に飾っていた絵が、事件のあった夜に盗難にあっていたことも。

喫茶店に残されていたボタンから、絵を盗んだのが立花である事が判明。問いただすと、その絵は5年前に盗まれた自分の絵だった。

「方法はどうあれ、自分の絵を取り返しただけだ」そう言い張る立花だったが。実は女性と口論の末殺してしまったというのは嘘で、事故があったときにアトリエにいなかった事になる。窃盗のアリバイをつくるために、窃盗より罪の重い過失致死の罪を自らかぶろうとした立花は、もう一つ、大きな罪を隠していた・・・


前話「TAXI」とはうって変わり、重厚感あふれるシブい話です。クラシック音楽がストーリー全体を引き締めてます。

エンディングはホント震えた。2時間スペシャルを見た後のような満腹感が得られます。「重と軽」「陰と陽」。前話の「TAXI」から本話へのつながり。相反する二つの要素を交互に出してくるあたり、なかなかのストーリー選定だと思います!