外へ

日曜日。

晴れてよかった。

雨は嫌いですから。

気分まで湿っぽくなりますから。




体裁だけいくらカッコつけて整えても、内容がなきゃ意味がない。


そうだ、京都へ行こう!だめだ、気力がない。

てかもう日曜日の午後。そんな時間そもそもない。


そうだ、外へ行こう。外へ出なきゃ何も見つからない。
ぼくの心を浄化させてくれるすばらしい風景も、
ぼくの心と胃袋を満たしてくれる、おいしいラーメン屋巡りも、
夜の湾岸道路を無心で突っ走ったときの、あのスピード感も、
ぼくの仕事へのモチベーションをあげてくれる同期との馬鹿話も、
ぼくのしなびた心を蘇らせてくれる、友達との「最近どうよ?」も、
ぼくに希望と絶望と興奮を与えてくれる、blast!公演も、


すべては外へ出ることから始まる。