2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

旅の窓

立ち寄った本屋で、ある本がふと目に入ってピンときた。聞いたことのある名前の作家さんだけれど、まだ読んだことはなかった。誰かがリスペクトしていたんじゃなかったか。 「旅の窓」旅先で出会った風景を写真で切り取り、美しい文章でその光景を綴っている…

一輪挿し

「週に一度、花屋で花を買う」松浦弥太郎さんのエッセイにそうあって、これまでの自分には全くない習慣だったものだから、感銘を受け、自分も真似をしたくなった。そう思ってずいぶん経つけれど、真似できていない。それほど、部屋に花があるという状況を愛…

本と物語とを繋げる読書体験

instagramのハッシュタグ、「#bookstagram」のほか、「#booklover」や「#本棚」、「#本好きな人と繋がりたい」といったもので検索するとたくさんの投稿が出てきて、びっくりする。本一冊一冊に着目して記事を書く人がこんなにいるんだ、と驚いた。インスタグ…

ON読

最近でこそ人並みに本を読むようになったけれど、これが中学高校時代は全く本を読まない、典型的な読書離れの子供だった。図書室で本を借りたことなんて、数え切れるくらいしかなかった。だから何冊も何十冊も借りて読んでいる友達を見ては、どこか自分とは…

のれんをくぐると、佐藤二朗

今日は午前中から仕事だった。割と重要な、もちろん仕事はみんなそうだけれど、ちゃんとやらなければまずい打合せだった。緊張した。ちゃんとやろうと思った。だからその打合せのあと、休日は集中力がないから事務処理なんてできないと内心気づいているのに…

ロードバイク

マイ自転車をつくること。これが今年の自分の夢になった。 きっかけは、事務所の仲間にロードバイクを勧められたことだ。通勤で毎日ロードバイクに乗っている仲間がいて、どうだと誘われた。自分は中学高校と自転車通学で、それこそ飽きるくらい自転車に乗っ…

ワタリウム美術館の記憶

意識して美術館巡りをしようと思いたってから、また行かなくてはと気になっていた美術館がある。外苑前のワタリウム美術館だ。 大学1年の時だった。何の講義か正確には忘れてしまったけれど、入学してすぐだったから、たぶん建築史だろう。ワタリウム美術館…

いまは読めない本、いずれ自分を形成する本

昨日、いつもの美容室でマスターに新年の挨拶をした。今年もよろしくお願いします。社会人になり、この美容室の上の階の部屋に引っ越してきたあの日から、もうすぐ12年が経つ。本当に長い時間、そして定期的に会う、数少ない地域コミュニティだ。 そのマスタ…

前を向いて走る

RUN

今年も、走る。走ることを習慣にする。毎日はとても無理だけれど、1週間に1回は走る。そうしたら体調が悪いということが少なくなるんじゃないかと思っている。 久しぶりに下駄箱からスニーカーを引っぱり出してきて、履く。アキレス腱を念入りに伸ばしてか…

種をまくということ

1月2日と3日は箱根駅伝。毎年テレビの前で母校の活躍を見守っている。スタートの時間にたいてい起きられないのがつらいのだが・・・。 東洋大学は今年も往路優勝。一年生が中心の若いチームがだんとつのたすきリレー。年初から勇気をもらった。復路では青山…

身体を軽くする

去年、1年間で体重を15キロ減らすことを目標にしていた。年明け、久しぶりに体重計に乗ってみてみたら、クリアしていて驚いた。このところ、年単位で目標を立てて達成したという達成感を得られたことがなかったから、素直に嬉しかった。と同時に、去年までの…

名言集と失敗集

「こうしたら仕事が進むかもしれない」とか「こうやって考えたらうまくいくかもしれない」と気づいたとき、参考にするのはいつも、誰かほかの人の考え方だ。彼だったらどう考えるだろう。こんな結論を出すんじゃないか。だからこうやって動いてみようか。と…

2018

年明け、いつも紅白歌合戦を観終わった後、ゆく年くる年を観ながら清らかな気持ちでいる。年が明けた瞬間、家族内で拍手が起きる。幸せな光景だ。 「今年の抱負は?」そう唐突に家族に言われ、たじろいだ。その場で答えられず、そうか、抱負がないのか、と思…