2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

N:カフェニル -Caffe Nil-

5月にオープンしてから、毎週末必ず立ち寄っているカフェがある。かねてから、自宅近くでの自分の居場所みたいなものがあったらいいなぁと思っていた。そんななかでの奇跡の出会い。発端は、去年の大家さん企画の手作り市までさかのぼる。 ★ 自宅のすぐ隣の…

フェイドアウトしないように

事務所近くのガレット屋さんに別れを告げて(※)、そこで「いくら気になっているお店でも、それがずっとあるということはない」ということに気づいた。当たり前なのだけれど。 (※) bibbidi-bobbidi-do.hatenablog.com だから、いま好きでいられるお店は大…

ガレットとハーブティと真面目な女性

その貼り紙を見たのは、昼休み、食事をしたあとで電話をしながら歩いていて、事務所に戻る前に電話を終えたかったからちょっと街をふらふらして、ふとその店の前にたどり着いた時だった。「まことに勝手ながら」形式的な文字がすっと目に入る。嫌な予感がし…

METEORAを久しぶりに聴く

スマホにハイレゾの音楽をダウンロードして、聴く。これが最近のmusic life。電車の中でスマホの画面をいじるのは周りと一緒でなんか嫌だから、ひたすら音楽を聴きながら目を閉じ、目的地にたどり着くのを待つ。 ミュージックストアで楽曲をいろいろ見ていた…

「いつもありがとう」と言える場所をつくる

これからも通いたいと思えるお店を発見したり、長く付き合っていきたいと思える人に会ったりしたとき、その出会いに感謝して、関係を大切に育てたいという気持ちになる。そう思える対象が少しづつでも増えていったら、楽しいだろうなぁと思う。 例えば、髪が…

Season14‐9 秘密の家

シーズン14 第9話 「秘密の家」 誘拐事件が発生するも、実はその誘拐は狂言だった、というストーリーが過去にあった(※)。誘拐事件の裏に隠されていた背景にビックリ、なんて展開も、ドキドキして面白い。誘拐犯を追いかけるアクション的な要素、特に初期、…

手紙生活と手紙手帖

お気に入りの本屋で、一冊の本を買った。昨年のことだ。 もともと「手紙を書くということ」には無関心ではなかった。直筆で言葉を紡ぐ手紙には、メールでは表現できない力が宿っていると思っていて、頻繁ではないけれど、書くことがあった。恥ずかしがらずに…

納涼祭

地元の納涼祭で、盛り上がる。小さいころにあこがれていた消防団で活躍しながら、地元を盛り上げようと頑張る仲間がいる。それこそ10年くらい前まではなかったけれど、こうやって帰省している若い人も集まれる機会をつくっている。こういう取り組みを見るた…

給水所

夏の暑い日。学校からの帰り道、カラカラの喉を潤すために、通学路の途中の家に寄り道しては水をもらって休憩していた。そんなことを、久しぶりに親戚に会って話をしているなかで思い出した。小学生の頃の話だ。 合言葉は「水くださーい」。「開けゴマ」じゃ…

塩一トンの読書

「塩一トン」と「読書」とが結びつかなかったけれど、そういうことか。塩は普段そんなに大量に使うものではない。それを一トン消費するくらい、長い時間をかけて本と向き合って、初めて理解できることがある。本一冊と触れ合う、対話する濃度を、もっと濃く…

AX

いまこれを、読んでいる。発売したのを見計らって急いで楽天ブックで買って。だってほら、買おうと思って本屋に行っても店頭になかったら、困るでしょう? 「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く殺し屋小説第三弾。と、それを聞いただけでも買う理由と…

お風呂に本を

風呂で本を読みます。湿気の多いところに紙を持っていくなんて、火を通した油に水をかけるのと同じくらいやっちゃいけないことだと思うのだけれど、その危機感すらなくなりました。一度、完全に文庫本を浴槽に落とした経験が、感覚をマヒさせたのかもしれま…