2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

銀河鉄道の夜に包まれた本

昼間、仕事で経堂へ。経堂に来た時に、立ち寄りたいところがある。商店街にある小さな文房具屋「ハルカゼ舎」だ。 ハルカゼ舎は、大好きな紙文具屋「久奈屋」の商品を扱っている数少ない実店舗の一つ。経堂にあると知った瞬間に、行きたいと思った。先客が3…

L:LUNA SEA

「NO MUSIC NO LIFE」なんてかっこいい言葉を使って、自分の人生を音楽にゆだねるつもりはないけれど、それに近いくらい、自分になくてはならない音楽がここにある。中学時代に、たまたま彼らの音楽に出会えてよかった。 1998年の4月か。ミュージックステー…

エッセイ

いまでこそ人並みに本を読むようになったとは思うけれど、毎日、本からたくさんの情報を摂取して、自分の知識が増え続けているかというと、そうではない気がする。だいたいが、本を読んでいる時間そのものを快適に過ごすことが目的で、時間が経つと読んだ内…

1,001

先週末、前回の記事を書いたあと何気なく管理画面を見たら記事数欄に1,000とあり、目がテンになった。数の多さとキリのよさ、その両方に驚いて、だ。こんな突然、何の前触れもなく、訪れるものか? 記事数を増やすことを目的にしているわけではないし、〇周…

Spotify

せっかくスマホで高品質の音楽を聴けるのだから、と思ってSpotifyをインストールした。4000万曲以上のデータの中から未知の曲を選んで自由に聴くことができる。音楽を聴くということへのハードルが、ものすごく低くなった。こんなこと、ほんの数年前まであり…

まわりの不機嫌を感じた時は

「不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけ」この言葉に出会って以降、不機嫌は悪だ、上機嫌に行こう、と自分に言い聞かせながら、今日に至る。それでも、上機嫌男にはなれずにいる。正確に言うと、「上機嫌を技化する」ことができずにいる。 自分がぶすっと…

午前0時の忘れもの

美容院のマスターにすすめられたのがきっかけで、手に取った。初めてのファンタジーだった。それまでファンタジーという分野そのものを意識していなかったから、新鮮な気持ちで読むことができた。 不思議なことが、まるで当たり前のようにさらっと起きる。サ…

せまい家

狭い家で広く住む。この面白さに、気づいた。 地方の一軒家で生まれ育った自分の実家は、世間でいうところの広い家に属するんだと思う。近所もみんなそうだったし(だいたいマンションなんてない場所だし)、家とはこういうものだ、と思って育った。就職して…

パリは燃えているか

自宅前のホールで大家さんが企画するミニコンサートがあり、聴きに行ってきた。バイオリン、ヴィオラ、チェロの4重奏。桜の花は満開、とまではまだ行かなかったけれど、桜の木の下、心地よい時間を過ごすことができた。 「パリは燃えているか」という曲を、…

FOREVER&EVER

何処まで翔べるのか確かめたくて (LUNA SEA/FOREVER&EVER) ★ 「趣味は何ですか?」と聞かれたときにスパッと答えられるような、そんな楽しみがあればいいなぁと思いながら、割と長いこと自分にとっての趣味は何かを考えている。音楽鑑賞?いやいや、そんな…