シュークリーム2個

自分がこうしてブログを書き続けることにどんな意味があるのか。そのひとつの答えを得られた気がした。誰かが読んで面白がってくれるだろうか、とか、共感してくれるか、とか、そういうことはあまり重要ではない。そもそも、自分が期待するほど読まれていない。それよりも自分自身が、書いているいま、もしくはしばらく時間が経ってから、読んで楽しいかどうか、自分の気持ちに素直な言葉かどうか。それが一番大事であり、楽しさからくる快感こそが書く動機なんじゃないかと思った。誰か他の人が書いていることだったら、自分が書く必要はない。読み手に徹すればいい。自分が書く文章を最初に読むのは、自分だ。読んで楽しいことを、書けばいい。

 

読みたいことを、書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。

 

 

 

しばらく行けていなかったセレクトショップに、昼間時間があったので久しぶりに行ってきた。自転車をこいで。そうしたらちょうどそのお店がオープン2周年だったみたいで、記念のシュークリームをいただいた。2シューネンだからシュークリームです。「シュー」がかかっています。だから3周年でも5周年でも使えます。先に来ていたお客さんに店主がそう説明しているのを聞いて、笑いそうになった。絶妙なシャレが効いている。見たら、2個も入っているじゃないか。その2個が2年にかかっていることに気づいたのは、帰宅後にSNSを見てからだ。絶妙なシャレが効いている。

 

買ったマヨネーズがまた、べらぼうに美味しい。マヨラーにとっての麻薬だ。汗をかいて自転車をこいで行ったことで消費したカロリーを、夕食で回収してしまった感は正直否めないけれど、行ってよかった。なにより、今日がちょうど2年という記念すべき日だったことが面白い。シュークリームとマヨネーズがセットで記憶に深く刻まれた。

 

ちょっと気になるのは、買ったマヨネーズの利益よりも絶対シュークリーム2個の原価の方が高いだろう、ということ。それだったらラー油も買っておくべきだったか、と後で後悔したものの、手ぶらで千円札1枚をポケットに入れただけだったから、いずれにせよ買えなかった。

 

それともう一つ。シュークリームに驚きすぎて、そして嬉しすぎて、「2周年おめでとうございます」その一言が言えなかったのが、恥ずかしい。これから継続して買っていくことで、その気持ちを伝えられたら。