一輪挿し

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壁面本棚をつくってもらって以来贔屓にしている家具屋さん(nikom)が、東京で今日まで個展を開いているというので、行ってきた。誠実という名のオーラが肉眼で見えるんじゃないかっていうような空気をまとった二人に会い、英気を養う。その人柄が新作家具にも現れていて、恐れ入る。華々しさを感じる仕事のように見えるけれど、きっと気苦労も多いんだろうなぁとも思う。家具屋さんほど、それを産むために費やす時間や労力と、それに対する対価が見合っておらず、継続的に利益を得続けるのが難しい商売も、ないんじゃないか。

 

個展などでつくってくれる一輪挿しを、ようやく手に取ることができた。オトナの佇まいをみせてくれるウォールナット。無垢家具の部屋に、よく似合う。挿すものを、さてどうしようと考えるのもまた面白い。