絵本を選ぶこと

土曜日は、竣工済みコーポラティブハウスのクリスマス会に誘っていただき、お邪魔した。毎年恒例のこの行事。ずっと続けるということがいかに重要であるかということと、続けているがゆえの楽しさを、実感した。

 

プレゼント交換のプレゼント、さて何にしようかと毎年悩む。好き嫌いが分かれるものにはしたくない。また、自分の趣味の押し付けになりはしないだろうか、という不安もある。まぁ結局は、何かピンとくるものがあって、それを選んで「失敗したぁ」と思ったことはいまのところないので、よしとしている。

 

今年は絵本を選んだ。自分自身、今年出会った絵本専門店で月に一冊絵本が届く定期便をオーダーし、絵本を届けてもらう立場の面白さを感じたから、その面白さが伝わったらいいなぁと思った。結果、喜んでもらえたので、良かった。

 

絵本を、他人のために選んだのは初めてだ。本を他人に贈るのは本当に難しい。それこそ自分の「これ面白かったよ」を押し付けてしまうようであまり好きではない。自分が読んで面白かったとしても、他人が読んで面白いと感じるかは微妙で、むしろそうでないことの方が多いと思っているからだ。だけど、本を一つの形あるモノとして、ビジュアル含め楽しめるこの絵本の体裁は、そのハードルをほんの少しだけ低くしてくれた。これが絵本の魅力の一つであり、この絵本専門店の店主が絵本に魅せられている理由なのではないかと思った。

 

 

一方、プレゼント用とは別に、自分用にもちゃっかり買っていたり。自分で読む絵本を自分で選んだのも、きっと初めてだ。思った以上に、難しかった。

 

とんでもない

とんでもない

 

  

Michi (福音館の単行本)

Michi (福音館の単行本)

 

  

モミの木

モミの木

  • 作者: ハンス・クリスチャンアンデルセン,サンナアンヌッカ,Hans Christian Anderson,Sanna Annukka,小宮由
  • 出版社/メーカー: アノニマスタジオ
  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: 単行本
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