猛毒の葉っぱみたいなテーブルの上

THE YELLOW MONKEYの新曲のMVがとにかくかっこいい。台湾の市場で撮影されたという映像に、最初こそ「なんで台湾なんだよ・・・」と、その雑居感に嫌悪感を持ったけれど、それを払しょくするような艶めかしさがあった。上半身裸の男がパイプ椅子を投げる。それすら意に介さず身体をくねらせる吉井和哉がほんとかっこいい。サビ直前やサビ後半のヒーセのベースが心臓に響く。音源も、真夜中の配信開始直後にさっそくダウンロードして爆音で聴いた。

 

天道虫の鳴き声を模しているのか?と思うようなギターフレーズが怪しさを作り出している。

 

久しぶりに大学時代の仲間とLINEでやりとりをしながら、曲と映像に集中して興奮がさめやらない。仲間と好きな音楽について語り合った大学時代がなつかしい。あの時はすでに彼らはその活動を終えていたから、すべて過去形の、「あの曲のこの部分が好きでさぁ」なんて話だった。あの時に、この曲がもしあったら・・・。麻雀は今も昔もやらないから知識はないけれど、きっと盛り上がっただろうなぁ、と思う。

 


THE YELLOW MONKEY – 天道虫