住まい手が楽しく、正しく暮らしていけるように

事務所で設計したコーポラティブハウスの懇親会にお邪魔した。共用部に集まり、テーブルを並べて、持ち込み料理を食べながら飲む。和気あいあいとした雰囲気で、「久しぶり~」「大きくなったねぇ~」なんて声も聞こえたり。竣工時に小さかった子供も、いまは大学生だったり、社会人になって独立していたり。時間の経過の尊さのようなものを感じた気がした。

 

その中でも、「若いころに自由な住まいづくりを経験しておくべきだと思う」であるとか「コーポラティブハウスにして本当によかった」であるとか、そういう感想を聞けると、本当に嬉しいし、コーディネートの仕事をやっていて良かったと思う。設計者も、きっとこの言葉があるからやれているのだと思う。そこで生活する人の暮らしが豊かになる、その手助けを自分がしているのだと思うと、本当に有意義な仕事をさせてもらえているのだと思う。

 

これからも。住まい手が楽しく、正しく暮らしていけるように。そのためのサポートを、惜しまず行っていきたい。