注意されて、ありがたいと思うこと

怒られること、叱られることは、もちろん嫌ではあるけれど、それでいじけてはいけない。失敗しても何も言われなくなるよりは、よほどいい。そんな言葉を聞いて、当たり前のことなのになぜだか実践できていない自分が情けなくなって、そうだよな、ちゃんとしなきゃ、と気持ちを新たにした。言われているということは、少なからず期待されているということだ。へらへらするのは論外だけど、凹むんじゃなくて、ありがたいと思わないと。

 

片付けなければならない仕事の量の多さにげんなりする金曜日の夜。どこから手を付けていいかわからず、手をつける気力もあまりなく、若干放心状態の金曜日の夜。息抜きに事務所を出てご飯を食べて、立ち寄った本屋でふと目にして立ち読みした本で、そんなことを言われたものだから、心にグサッと刺さった。まさに今日、昼間の打合せで自分がしでかした失敗と、それに対する指摘に対して、なんだよと逆ギレしていた自分に気づいたからだ。本当に心が狭い。上機嫌で行こう、と何度心に誓ったのか分からないのに、ぜんぜん実践できていない。

 

その本のタイトルを忘れてしまったし、そのとき財布を持っておらず買うこともできなかったから、週明けまた本屋に行ってその本を手に取れるか、自信がない。響く言葉に出会った時に、すぐに手に取れる体制を整えていないといけない。じゃないと、はっと気づかされた教えを自分の身に刻んで、過去の失敗というトゲを抜くこともできない。

 

あの日に刺さったトゲを抜かなきゃ とりあえず未来はない

(THE YELLOW MONKEY/聖なる海とサンシャイン)

 

大好きな歌詞。

 


聖なる海とサンシャイン / THE YELLOW MONKEY