経堂と紙文具とパン

午前中、仕事で経堂へ。経堂に行くと必ず立ち寄りたい、と思う場所がいくつかある。

 

「ハルカゼ舎」はすずらん通りにある小さな文具屋で、置いている商品のセンスがすごく良い。大好きな久奈屋さんの紙文具を扱っている数少ないお店のひとつで、ついあれもこれもと手を出してしまうのを、抑えるのが大変だ。

 

ハルカゼ舎

 

久奈屋さんの新作ミニカードを買い、昼ご飯を食べに駅の方へ。途中、美味しそうなラーメン屋さんがあったけれど、スルー。食べる場所は、HOKUOと決めている。なぜかと言われると、うまく答えられないのだけれど。

 

www.hokuo-tokyo.jp

 

チョコが手について食べづらいパンも、フォークで食べるのなんだかなぁと思うマフィンも。その不便さあってこその美味しさだ思うと、また愛おしくも感じる。そうか、このパン屋に興味をもったのは、別の管理組合のお花見イベントに呼んでもらって行った時の手土産に、新宿駅でドーナツを買ったのがきっかけだった。

 

「『いらっしゃいませ』が『エアロスミス』に聞こえる、経堂駅前のコンビニの店員」芸人が細かすぎるモノマネを披露した、そのコンビニは果たしてどこのことなんだろう、とふと思う。でもまぁ、仮に分かったとしても、その店員さんはもういないんだろうなぁ。なんて思いながら、経堂を後にする。「アランドロン不在でしたー。村おこし来るスタンハンセーン」じゃなかった、「ありがとうございましたー。またお越しくださいませー」と街が言ってくれているような、そうでないような。