Flower Shop Hightower

花屋をやりたい、花を売りたい、というほんとにささやかな夢がある。自分の風体を知っている人からは「頭がおかしくなったか」と言われそうだけれど。でも仕方ない。実は店の名前までもう勝手に決めている。「Flower Shop Hightower」自分と花とを結びつけるキーワードが「ハイタワー」なのだ。

 

 

昔から大好きな洋画「ポリスアカデミー」。これに登場する心優しき怪力大男、モーゼス・ハイタワーが特に好きだ。身体は大きく、見るからに怖そうなのに、実は優しい。フックスちゃんを罵るコープランドを教習パトカーごとひっくり返したのは、何度見ても感動する名シーンだ(※)。

 

ハイタワーの家が実は花屋であることが、初期のポリスアカデミーで分かる。茎を切るハイタワーの顔は優しいおじさんそのもの。風体とのギャップにも驚いたけれど、なぜかそのときは「あぁ、こういう花屋さん、いいなぁ」と思った。

 

花屋って、どこか入りにくいイメージがあると思う。一度店内に入ったら、特に気に入ったものがなくても何かしら買わないと気まずい、というような。そんなに日常的に買うものでもないし、ふらっと入るのもためらわれる。もしかしてこう思っているのは自分だけか?もし皆もそう思っているのであれば、ちょっとでもその敷居を低くしたい。で、きれいな花でしょ?と語りかけるような心のゆとりを持ちたい。それとハイタワーが結びつかないって?いやいや、そういう心のゆとりのある男、器の大きな男の象徴が、自分にとってはハイタワーなんだ。

 

「Flower Shop Hightower」、どうでしょう。ポリスアカデミーを知っている人はその由来にピンときてクスッと笑ってくれるんじゃないかとちょっと思っている。ただ、その店名とハイタワーの風貌から、敷居の低いお店を想像するかというと、微妙だ。

 

 

何かふと思い浮かんだアイデアを、それが自分の仕事に直結するかどうかはひとまず置いておいて、蓄積したい。その蓄積が、新しいアイデアのきっかけになったら良い。こんな名前のお店があったら面白そうだな、とか、こういうコンセプトのイベントがあったら刺激的なんじゃないかな、とか。ささいなものでもいいから、思いついたものを書き溜めておこう。そのための「IDEA」カテゴリ。

 

(※)

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