太鼓3音で気が引き締まる。イントロのギターでしびれる。「Dear my rock star♪」歌い出しで「これだぁ!」と期待が高まる。ベース音の一発目で心臓が波を打つ。こんな4重奏、ずっと聴いていられたらいいなぁ。
彼らには彼らのロックスターがいる。それと同じように、自分にとってのロックスターが目の前にいる。そのことが、嬉しい。彼らはもう「死んだら新聞にのるようなロックスター」だ。
あの日に刺さったトゲを抜かなきゃ とりあえず未来はない
(聖なる海とサンシャイン/THE YELLOW MONKEY)
この詞をふと、思い出す。13年前に刺さったトゲは、もう抜いた。「あの日のかさぶた剥がせ♪」。そうだ。かさぶたも剥がそう。トゲは抜け、傷は癒え、とっくに新しい皮膚はできている。絶望は、希望というか、期待へと変わった。
Dear my rock star. 東京ドーム、楽しみにしています。