Caffe Nil

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多動を目指そう。思い悩んでいる時間なんてないくらい、休日だろうとあっちへ行ったりこっちへ行ったりを繰り返したらいいんだ。そう思いながらも、どうしても身体がいうことを聞かず、起きたら昼過ぎだった、ということがある。まさに今日がそれだった。どんなに頭で考えていても、行動が伴わなければ何の意味もない。つくづくそう感じる。

 

 

二日連続はなんか違うんだよなぁ。常連ヅラするのも嫌だし。なんて思いながらも、自然と足が向かうカフェがある。他のどこにも行く気が起きず、結局立ち寄ってしまった。特にすることがなくても、行くことで何かが生まれる予感がするから。なんか言葉では表現できない、特別ではないにせよ快適な時間を過ごせるという予感がするから。

 

もう自分とこのカフェとの関係は一線を越えてしまっている、と本気で思っている。オープンする前から、そのカフェをつくろうと奮闘する人に惚れ、そのコーヒーを好きになった。こんな体験は初めてだ。だから、オープンしたときは本当にうれしかったし、ここが自分にとっての新しい地域コミュニティだ、新しい場所だ、なんて自分本位のことも確かに考えたけれど、それ以上に、ここが居心地の良い場所としてこの街にあり続けるために、これから全身全霊で応援していこう、と思った。こんな気持ちになったのは初めてだ。

 

 

席に座り、コーヒーと一緒にクロワッサンを頼んだら、「今日はこのデニッシュがオススメなんです。それにしてください」と言われた。私があなたの提案なら受けることを知ってくれていて、絶品のデニッシュをくれる。

 

エチオピアモカはまだ飲んでないですよね」私がネットショップで過去に何度かオーダーした豆の産地を当たり前のように覚えている。自分でさえ飲んだか飲んでないか覚えていないのに。

 

「『oz magazine』、好きなんですか?私、好きでいつも読んでます」たまたま本屋特集が面白そうだったので今日手に取った雑誌を読んでいたら、気さくに話しかけてくれて、街カフェの話で盛り上がる。

 

そのカフェを好きになるかどうかの決定打は、コーヒーや食べ物の味でも内装デザインでも立地でもなんでもなく、人にある。私はこんな仮説を持っている。ただ、それは少数派なんだろうなぁ、とも思っていた。だけど今日、その仮説が正しいということを立証できたような気がした。二日連続はさすがにナシだなぁ、という気持ちも数時間後には粉々になくなってしまっていたから。

 

caffè nil - コネクトコーヒーカンパニー

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