春分の日

三連休最終日は春分の日。今日を境にコートはいらないなぁと思うくらいのあたたかさで、走るのにはちょうどよい天気。毎日とはいかないまでも定期的に走ることを目標としていたのだが、なかなか身体が動かず気づけば3月。今年初めてのランは寝起きのぼーっとした気持ちのまま、準備運動もそこそこに。そりゃぁ、長く走れるわけがない。

 

読書の、後でその内容を覚えているかどうかよりも、勉強になったかどうかよりも、読んでいる時間そのものが快適であればそれで良いと思うのと同じように、走ることも、体力がついたとか習慣になったとかそういう結果よりも、走っている時間そのものが心地よくハイの状態を味わえればそれで良いのだと思えるようになってきた。そして楽しむためには、頑張りすぎて苦しくなった記憶が残ってはよくない。だから無理せず、少しづつ・・・なんて言いながら、毎週取り組めていないナマケモノの自分を正当化する。

 

江戸川の河川敷。テントを張ってバーベキューを楽しむ人たちがいた。草むらに腰かけてアコギを弾く若者がいた。自分を後ろからすっと追い抜かすランナーがいた。外を歩くのも、外にいるのも、楽しい時期がこうしてやってくる。ようやく冬が終わる。