古民家とカフェ、ギャラリー

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壁面本棚をつくりたいと思い立ち、それを決意させてくれた家具屋さんが、相模原で展示会をやっているというので、見に行った。第一の目的は、実際の家具、小物を見て本棚づくりの参考にすること(特に木材の素材感をチェックすること)。第二の目的は、まだ一度しか直接話をしておらず、このところメールのやり取りが多かった家具屋さんと実際に会って話をすること。そして第三の目的は・・・企画展をやっているギャラリーそのものを見ることだった。今日はそのギャラリーについて。

 

和室を改装して、曜日限定でカフェとして開放しているのだというこの古民家。昔ながらののどかな雰囲気の残る畳の間に座って、ご飯を食べている。ご主人がまめや野菜を使った体に優しいランチをつくり、月替わりで提供するというもの。その、マイペースながら確実にファンを増やしていっているような仕組みが、面白い。

 

和室の奥にギャラリースペースがあって、ここにもまた古い床材、壁材が残っている。そういった雰囲気のあるところだったので、展示されていた無垢家具、小物のあたたかさが引き立っているのだと感じた。

 

こうやって、古民家にカフェという新しい価値をつけて地域に(地域に限らず遠いところからもお客さんが来ているのだとか)開く、というのもひとつの企画。こうやって人と人とをつなぐ役割を果たしている建物って、すごいと思う。なにも、新しく建物を建てるなければならない、ということはないんだ。

 

tanemame.bitter.jp