目標化

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もうハロウィンの時期か?9月末だっけ?調べたら、10月末だ。1ヶ月以上先じゃないか。クリスマス並みの盛り上がりだ。あと1ヶ月は、この不敵に笑うかぼちゃのお化けが街を彩るのか。それも良いか。

 

 

東京マラソンのエントリー抽選結果通知メールが来た。落選だった。期待はしていたけれど、それでも思ったほどがっかりしなかったのは、10倍を超える競争率だったと言われていたからだろう。当選するほうが奇跡だ。

 

一方、友達から「当選した!」という喜びメールが来て、自分は走らないけれど、当日遊びに行く理由ができた。どのポイントをいつ通過するなんて分からないし、ランナーが多くて、見落とす可能性も大きい。それだけが心配だ。

 

やはりというべきか、落選通知を受けてからというもの、全く走る気が起きない。もともと少ないやる気が完全に消え去ってしまった。動機付けの力は本当にあなどれない。東京マラソン以外のことを動機にすればいいのに、それができないのが、悔しい。

 

走ることによる効能を、マラソンでゴールした瞬間の達成感以外に見出すことができれば、ずっと続けられるはず。本当に走りたい理由はそこにある。身体を引き締めて、エネルギーが湧き起こるのを感じながら仕事をしたいし、遊びたい。それなのに、続けられないとしたら・・・「東京マラソンで完走すること」を目標化しすぎたのだろう。

 

 

もっと、運不運に関係なく味わえることを目標にすべきだ。例えば、河川敷で心地よい風を浴びることができる、とか、そこに寝転がって飲む水がうまい、とか。今で言えば、本来のイベントの1ヶ月以上前から現れるかぼちゃのお化けを見るために、少し離れた街の店に走っていこう、というのもアリだろう。11月にはもう会えない彼の微笑みが、疲れた身体に平和をもたらしてくれるかもしれないよ。・・・ちと強引すぎるか。