Season12-10 ボマー

2014年1月1日。元日。

 

毎年恒例の相棒元日スペシャルを堪能するも、それ以外はほぼ何もせず。食べることくらいしか積極的にしないこの自堕落さ。ちっとも変わってない。成長がない。

 

まるで伊坂幸太郎小説を読んでいるかのようなスリルが良かった。複数の視点の一部を冒頭にみせて、それがどうつながるのか考えさせる。キーパーソンであることを匂わせる絶妙のタイミング。楽しかった。

 

シーズン12 第10話 「ボマー」

 

交番の爆発現場に偶然居合わせた亨は、そこから走り去る少年に会う。その少年の体には爆弾が。「JB」と名乗る男に指示されるまま、亨は少年と行動をともにする。一方、交番の爆破からテロの可能性があるとして捜査本部ができる。寄せられた有力情報をもとに、右京はあるビルに向かう。そこで亨と少年を発見するが…

 

中心軸のストーリーがスリル満点。相棒同士の阿吽の呼吸によるメッセージ交換はさすが。「天と地の間には、君の哲学では思いも寄らない出来事がまだまだあるのだ」シェークスピアの言葉がストーリーの全体像を現しているように感じた。

 

 

今年も頑張ろう。そう思った元日。