余裕を

12月29日。日曜日。(もはや曜日なんてどうだっていい)

 
本日帰省。仕事のこととか、難しいこと、未解決事項もあるけれど、ひとまず忘れて落ち着いて年を越そう。いつも余裕を持たずに慌てふためくのが私の悪い癖だ。
 
帰りがけに立ち寄った池袋駅の百貨店。手土産売り場の混雑具合が半端なくて、考えることは皆同じか、と思った。年末商戦を頑張る店員さんのキビキビしたラッピングさばきを見ながら、いやいや、むしろもっと通路を広くしてくれないかなぁ、と別のところに意識がいってしまった。ショーウィンドウを眺めてゆっくり歩くたくさんの人で通路がふさがる、そのことによる不快感を少しでもなくせられれば、店員さんのちょっとした手際の悪さなんて気にもかからない。
 
と、ここまで考えて、そうか、これは「道路が渋滞する→道路を拡幅することで渋滞を緩和させる」というのと同じ、安易で無意味な方法なんだ、と気づいた。前言撤回。常に大衆の動きを意識して、そこからずれることを考えよう。いつも心に余裕を。