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Season11-18 BIRTHDAY

実家にて、録画していたものを今更ながら観る。

 

相棒 season 11 DVD-BOX II (6枚組)

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シーズン11 第18話 「BIRTHDAY」

 

1.右京が花の里の前で「家出少女」と名乗る少女に出会う。亨を呼び、少女を家まで送るのだが・・・

 

2.少女を自宅マンションまで送り、右京がふと向かいを見ると、一軒家の玄関が開いていた。こんな時間に物騒だ、と疑問に思い、中に入るが、誰もいない。その家には老婆が一人で暮らしていたことを知るが、トイレの上がっていた便座、飲みかけのジュース、小さいスニーカー、そして駐車場に自動車がない、という状況などから、老婆と小学校高学年の男の子が、何か事件に巻き込まれたのではないかと推理する。

 

3.ある官僚夫婦の息子・隼人が失踪した。その日は隼人の12才の誕生日で、両親は手料理を作り、盛大にパーティーを行う準備をしていたのだが、夜になってもなかなか帰ってこない。警察に通報し、探してもらうのだが・・・

 

4.右京が、老婆宅の冷蔵庫に瓶詰めの白い物体が入っているのを見つける。亨はそれをひと口舐めてすぐ吐き出すが、その味には覚えがあった。家出少女を送るための右京からの電話がくる直前、米沢が、ある男性の死体が発見された事件で遺体が持っていたという瓶詰めの物体を見せてくれていたのだが、それと同じだった。右京と亨は、遺体となって発見された男性がこの家の事件に関与しているのではないかと推理する。

 

失踪した少年、水浸しの男性の遺体、消えた老婆。これらの出来事が、まるでパズルのように組み合わさっていき、ひとつの感動の結末へと収束する。

 

 

気を抜いて寝転がりながら観てたことを後悔。文句なしの傑作。

 

時間軸を行ったり来たりしながらひとつの事件の裏ストーリーを展開していった「右京、風邪をひく」(http://bibbidi-bobbidi-do.hatenablog.com/entry/20100502/1272778021)の姉妹編か。時間軸、視点がポンポンと切り替わる手法が面白い。

 

最後、恥ずかしながら泣いた。ものすごい感動。

 

まるで伊坂幸太郎氏の小説を読んでいるかのようなスリルを味わえる。

 

男が救いようのないワルではなかったこと、結局隼人の両親が安心する場面まで描写しなかったこと、そして家出少女の正体が最後の最後に分かること、「そうくるか」と思わせる演出がよかった。