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Season9-8 ボーダーライン

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シーズン9 第8話 「ボーダーライン」


柴田という男がビルの屋上から転落死した。手のひらなど、体からは刃物で切られた跡がみつかり、殺人事件の線で捜査が始まる。しかし、右京は柴田の胃の内容物に着目。死ぬ直前に何の料理を食べていたのか判断できないほど、統一性のない食材が残されている点に疑問を抱く。


柴田の兄から話を聞くと、柴田は仕事をクビになっていたが、最近新しい仕事が見つかったという。しかし、調べるとその仕事もまたクビになっていた。また、柴田が使っていたとみられるロッカーから見つかった婚姻届から、婚約者に話を聞くと、柴田が正社員として採用されることを条件に婚約していたが、結局正社員になれず、けんか別れしていた。それからというもの、柴田は必死に就職活動をするもなかなか職にありつけず、ついには生活保護の申請まで相談していたことが分かる。しかしその申請も、行政側の身勝手な理由で受け付けてもらえず、愕然とする。


柴田の足取りを追ううちに、様々な社会の実態が明らかになっていく。果たして転落死の真相は??




リアルタイムで観られなかった本作を、今日やっと観ることができました。



「決してもう一度観たいとは思わない。それくらい悲しくてつらい話」そんな評価を事前に見ていたので、それなりに覚悟を決めてから(そばにティッシュを置いて)観始めました。



感想は・・・やるせない、というか、前情報の通り、非常に悲しくて切なくて悔しいストーリー。



「二度と観たくない」というような感覚はありませんが、やはりもう一度観ようとするにはそれなりに覚悟を決める必要がありそう。



辛いことがたてつづけに起こり、生きる気欲を失う柴田。



そしてそれは決して他人事ではなく、たとえば明日のぼくたちにも起こりうる話。



生活保護申請の件は、「いくらなんでもそんなことは実際にはないだろう」と思いながらも、一方で対応する側の事情も分からなくはなく、結局それは実際に起こりうることを意味する。



「これで、誰が殺したのかが分かりました」・・・この言葉が、すごい重い意味を持っていました。



今回の被害者の立場といまのぼくたちの立場、その境界線は実はないのかもしれない、そう思うと、すこし怖くなりました。