能ある鷹は爪を隠す

12月30日。

 

夕方、(いつもの)大学フレンドと松山で忘年会。

 

またしてもマンツーマン。さすがに慣れた。今日はしゃべっててこれといった新しい発見があるわけでもなく、しかしそれでも居心地良い、有意義な時間が過ごせた。

 

大学時代こそ「なせばなる」的なおおざっぱな性格を遺憾なく発揮し、成績もイマイチだったことを逆に自慢するくらいのおおらかな男。

 

しかしこれいといったことが見つかった時、それに取り組む集中力は他の追随を一切許さない。その集中力はのちに、建築学科卒でないというハンデを負いながらも一級建築士合格という明確な結果を残すに至った。

 

「能ある鷹は爪を隠す」というが、(決して隠してるわけじゃないんだろうけど)まさにその言葉を思わせる男だ。

 

多少なりとも建設的な話をするべきだったとあとになって後悔するも、そうでない他愛のない話で一気に過ごせた時間こそが贅沢なのだろう。

 

年末、予約客でほぼ埋まってるらしき居酒屋にギリギリで入ることができ、ほぼ酒も飲まずたらふく食べた。これだから太るんだ、という自戒を胸に店を出る。

 

良いお年を。来年もまた。