Hallo! idea

ついこの間までは、とにかく本をたくさん買って、たくさん本棚に置いて、それを眺めるだけで、「読んだなぁ~」なんていい気になっていたけれど、必ずしもたくさん置いてある状態が望ましいわけではないと気づき、だんだん考えが変わってきた。きっかけはたぶん「断捨離」だったんだろう。モノへの執着からの解放が自分を解放させる。そんな考えから、「もうこの本は二度と読み返すことはないだろう」とか、「買ってみたものの、結局パラパラめくって思った以上に難しい話で、今後も読む気がしない」とか、そういった本はたぶん本棚にあっても邪魔なだけなので、排除してしまおうと思い立った。読書好きの人やその本の作家からしたら嫌がられそうな行動だけど。

 

近所の古本屋にごっそり持って行って売って、帰りに手ぶらになるスッキリ感がいい。売れる金額なんてびっくりするくらいたかがしれてるけど、ただゴミ箱に捨てるよりはいいでしょう。その古本屋で安い古本を買えば古本屋のためにもなるし。

 

「本棚増設」を目標としていたけど、あっさり目標変更。本棚は増設しない。増設したらその分、ただでさえ狭い部屋がさらに狭くなる。それよりも、「あっこれ確かあの本に書いてあったよな」と気付いた時にすぐその本に手が伸ばせるような、そんな本棚づくりを目指したい。

 

今の陳列方法だと、本の後ろにある本が、前の本で隠れて見えないという問題がある。その問題を解消し、取り出しやすさを追求したシンプルで画期的な本棚を先日知った。

 

http://www.dinos.co.jp/p/1902902661/

 

「サピエンス」というこの本棚はまさに「積読本棚」。普段「積んどく」ように無造作に積んでいき、必要な本を取り出す。等間隔に台があるので取りたい本の上に乗ってる本の山を持ち上げるのも簡単。

 

アイデアというものはいつもこうあっけなく、「そうきたか」と驚くようなことがさりげなく実現化する。「いままでありそうでなかった」というそのアイデアが、実は形にするのは難しかったりする。「自分でも気づくんじゃないか、これ」っていつも思うんだけど、実現したものを見てからだからまるで意味がない。

 

http://www.youtube.com/watch?v=lAKithPys2c&feature=autoplay&list=PL1AA74949D4C9D27C&playnext=3