music.jpなんて覚えてないよ。

自分のお金の使い方を冷静になって見返してみると、けっこう無駄が多いことに気付く。決してもらってる給料が極端に低いわけでもないんだから、身分不相応のゴージャスな生活でもしない限り、底をつくということはないだろう。それでも貯まっていく実感があまりないのは、一つには収入を増やす努力が必要なんだろうけれど、よりとっかかりやすいのが、支出を減らすということだろう。そう考えて最近の支出を改めて見直してみた。そうしたら、あるある、気付かずに捨てていたお金が。

 

一つめはケータイの有料コンテンツ月額料金。明細を見て気付き、調べたら、それこそ加入した覚えのないものも含めて、3社からも徴収されていた。最近はまったくサービスを受けておらず、着うたなんかも1曲ごとの課金でばかりダウンロードしてたので、すぐさま解約してスッキリしたけれども、この痛みを感じさせずに少額づつ奪っていく、まるで血を吸う蚊のような振る舞いには苛立ちを感じた。まぁ当時は納得して加入した自分が一番悪いのだが。

 

二つめはケータイのインターネット通信料。パケット定額に設定してたのでどんだけ使っても上限金額まで、ということで安心していたが、よくよく考えると、パケット使わなければ上限金額までいかない最小限金額で済む。そして最近気付いた、家にパソコンがあり、会社にもパソコンがあるんだから、その両方が使えない外でケータイのインターネットを使わなければならないことなんてそうそうないということに。いままでは外回り営業で乗換案内は必須だったけど、いまはそれもほとんど使わない。今日、思い切ってEZweb制限とPCサイトビューアー制限をかけてまたスッキリ。この決断に至るまで何か月無駄な料金を払ってきたことか。

 

三つめはクレジットカード。使うときは、そのときに現金が減らず、あとで自動的に引き落とされるという安心感があっていい。でも、それを繰り返して1か月後に一気に引き落とされる時の痛みがまた半端ない。カードだといくら使った、という感覚がマヒしてしまうので、当然無駄な出費も無駄と感じなくなってしまう。それが確実に痛みとなって返ってくるからつらい。思い切ってカードを持っていなかった時のように現金主義に戻そう、そう気づくのに何度、月初にまとまったお金が消えていったことか。

 

とにかく過去を振り返ってみると後悔ばかりで気が重くなる。今日から、未来に向かっては無駄のないようにしたい。メリハリをつけて、どちらかと言えば欲しいものは買わず、どうしても欲しいものだけふんだんに買う。

 

年収200万円からの貯金生活宣言

年収200万円からの貯金生活宣言

 

この本を参考にした。「現金主義で過ごして家計がまわらないのであれば、金銭バランスがおかしい証拠」「クレジットカードでのショッピングやキャッシングなども、立派な借金です」気付かされることも多い。