外は熱帯夜、ぼくは部屋でひとり

なまぬるい風の匂いで メラメラに胸は躍る♪

THE YELLOW MONKEY「熱帯夜」)

 

日が沈んでからでも、外に出ようと思わない暑さで連日参ってます。なまぬるい風の匂いに気持ち悪くなりながらも、とはいえ歩く女性の薄着さに胸はメラメラと躍っています。

 

今日は江戸川の花火大会みたいで、夕方から浴衣を着た人たちで駅前は賑やかだった。その人混みをかき分けて普段と変わらずイオンで買い物をし、人々がこぞって江戸川の河川敷に向かって歩く中、その流れに逆らうように自宅に向かう自分。もともと天邪鬼なもんで、いつもなら大勢の人と違った行動をしていることに喜びを感じるものだが、今日はむしろ「大勢の人が楽しいと感じるイベントを、楽しく感じなくなってきてしまったのではないか」という危機感の方が強かった。まぁ結局は一緒に花火を楽しむ友達がいないだけです。別にわざわざ大勢の人が集まる中に潜り込む必要も感じないし・・・。ここぞとばかりに通路でつまみを売り出す駅中の店の前を、思わせぶりに商品を目で追いながらそのままスルーする邪悪な心の持ち主です、私は。

 

最近ハマりつつあるリフレクソロジー(足つぼマッサージ?)で心身ともにリフレッシュをはかる。こんなところ、いままで行ったことなくても何の不便もなかったんだから、生活に不要だろう、と言われてしまうと反論できないけれど、その快適さに溺れてしまったんだから仕方ない。お酒は飲まない、タバコは吸わない、ギャンブルはしない。客観的に見るとすごい健全な生活をしてるのに、なかなかお金が貯まっていかない、その理由の一つがなんとなくわかった気がした。でも気持ちイイんだよなぁ。

 

「好きなことをしていれば疲れないんだよ。だからぁ、疲れたことなんてないよ」北野武さんが昔CMでそう言っていて、カッコいい~って思ったのを思い出す。疲れたって言ったら負けだと(誰に対してだよ?)、当時から自分に言い聞かせて今日まで来たけど、疲れる時は疲れます。施術のお姉さんに「足の裏のちょうど真ん中を押す時が少し痛いんですが」と正直に白状したら、「寝不足かもしくは、ストレスを感じていたりしているのではないでしょうか」とあっさり言われた。寝不足かどうかは分からないが、転職による、自覚症状のあまりないちょっとしたストレスがたまっていたのかもしれない。確かに新しい環境でのスタートは気を使うところが多く、帰りの電車内が思いのほかイライラしたりする。足の裏をさわっただけで人の健康状態が分かるんだから、お姉さん、大したもんですよ。

 

行かなくても有意義に生きていけることは分かっているけれど、でも癒しを求めてまた行ってしまうに違いない。でも何があっても「最近疲れてまして」とは言わないからな。なんでって?そりゃぁ、好きなことやってるんですから。