Season2-14 氷女

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シーズン2 第14話 「氷女」


商社マンの池永の凍死体が発見された。心臓の一部がシャーベット状に凍っていた。真冬とはいえ、心臓が凍るには時間がかかる。疑問を抱いた右京と薫。凍死した池永から財布を盗んで捕まった男の「汗をかいていた」という証言から、冷凍施設内で凍死させた後、外に放置した(外気温で体が結露し、それが汗に見えた)のではないか、と推理する。


池永の行きつけの飲み屋で聞き込みをしていると、池永の葬儀に参列していた取引先の水産加工会社社長の来栖と、池永と同じ会社に勤めるレナに会う。事件の前日、飲み屋で一緒に飲んでいたというが、別れた後のことは知らないという。しかし来栖にはアリバイがない。水産加工会社なので、冷凍施設もある。


また、池永には多額の保険金がかけられており、その保険金の受取人が妻のよしみであることが分かる。よしみはスーパーの副店長をつとめており、冷凍施設もある。


さらに、池永と同じ飲み屋の常連客の貴和子が、池永が来栖らと別れた後に、別の女性と歩いているところを目撃していた。その女性は見るからに水商売風の恰好をしていたようで、池永はその女性と遅くまで飲んでいた可能性が高い。


来栖・よしみ・水商売風の女性。3人の怪しい人物がいるが、物証が見つからない。そんな中、池永の勤める商社で4年前、益田という社員が同じように凍死していたことが分かる。益田はレナにセクハラで訴えられて会社を追われていた。しかし、レナと池永が不倫関係にあること、また、池永と益田はお互いに蹴落とそうとするライバル関係にあったということから、池永とレナが結託して益田を無実の罪に陥れようとしたのではないか、と右京が推理する。


一方、池永と飲んでいた水商売風の女性が、日本では珍しい金の指輪をしていたというマスターの証言と、貴和子が金の指輪をしていたことから、右京が貴和子を問いただすと、貴和子はその水商売風の女性が自分であることを白状する。どうやら池永と貴和子は不倫関係にあったようだ。しかし調べると貴和子は独身だった。実は貴和子が4年前に凍死した益田の元妻であったのでは、との可能性に気付いた右京。無実の罪を着せられて死亡した夫の復讐のために池永を凍死させたのでは?そして貴和子が勤めているのは液化天然ガスの研究所。天然ガスを液化するための冷凍施設をもつ。右京と薫は、これから起こるもう一つの復讐を食い止めようとする。





かなり前のストーリーですけど、今見ても新鮮で、印象深い。


無実の罪を着せられて、失意のまま凍死した夫の復讐をしようとする女。


そんな彼女の復讐を、熱血漢の薫が必死に止めようとします。


閉じ込められた冷凍施設を開けようと、犯人を説得する薫がめちゃめちゃカッコいい。


「あなたのしたことは、間違っています。しかし、間違いなく、あなたのご主人への愛は、本物ですね」→エンドロール


この流れが鳥肌ものでシビれる。