Season4-9 冤罪

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シーズン4 第9話 「冤罪」

警視庁緑川署に女性が出頭してきた。その女性・篠宮ゆかりの話によると、同居している青木という男性と口論になって灰皿で殴り殺してしまったというのだ。緑川署の安城刑事、そしてゆかりに依頼された弁護士の室園は、ゆかりを傷害致死で送検する。


事件が起きた場所と出頭してきた場所が離れていることに疑問を持つ右京。調べていくうち、ゆかりの兄・彬が20年前、ある殺人事件の疑いで逮捕され、無罪を主張しながら獄中死していたことを知る。その時、彬を聴取していた刑事が安城であり、さらに、彬を起訴したのが、当時検察の室園であった。ゆかりは、20年前兄を逮捕した刑事に逮捕され、20年前兄を起訴した弁護士に弁護を依頼している、ということになる。はたしてこれは偶然か?


青木の部屋で不自然に畳の向きが反転しているのを発見した右京が畳をはがすと、下から札入れが見つかった。その札入れから20年前の殺人事件の被害者・金子の指紋が見つかった。青木が金子の財布を奪ったと考えると、20年前の殺人事件の真犯人は青木?とすると、彬は冤罪だということになる。もしそのことをゆかりが知ったとしたら?



「冤罪」をテーマに、頭脳戦が繰り広げられる本作。


ただし、頭脳戦を行うのは右京ではなく、出頭してきた篠宮ゆかり。


彼女は、兄を冤罪に仕立て上げた当時の刑事と検察に復讐をしようとしていた。


その復讐が、法廷で行われる。


かつて兄が冤罪に仕立て上げられたのと同じように、刑事と弁護士を冤罪に仕立て上げたとしたら・・・



右京と小野田の会話も秀逸。


「沸騰した鍋にふたをすれば吹きこぼれるかもしれません」


「それならまず火を止めるのが先かな。ぼくが思うに、火元は君らじゃないかしら」


「世の中には火を止めたあともふたを開けてはいけない鍋があるんじゃないのかな」


こういう何気ないものに例えて含蓄のあることを言う、小野田がめちゃめちゃカッコいい。