「相棒」シーズン10が10月から開始ということで、祝。
こうしてどんどんストーリーが増えていくと、このカテゴリのゴールもどんどん遠ざかっていくので少しばかりしんどい。
10月になってまたどんどん増える前に、詰めていきたい。
選び方はほんとにランダム。
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シーズン8 第8話 「消えた乗客」
夜。右京と尊は道路際に停車している不審なバスを発見した。中に入ってみると、乗客も運転手もいない。乗客が乗っていたらしき痕跡はあるのだが。
翌日、バスの乗客を名乗る女性が現れた。その女性・恵の話によると、何者かが突然運転手を脅してバスジャックをし、乗客を乗せたまま逃げたという。恵は途中で隙を見てバスから飛び降りたというのだが。その頃、バスジャック犯から、運転手と乗客を人質に1億円の身代金を要求する脅迫状が届く。
バス内に落ちていた定期から、犯人はカミジョウマナブという男だと分かる。また、バスの運転手・中島の元恋人が以前硫化水素で自殺していたことが分かり、カミジョウはその恋人につきまとっていたストーカーであった。恋人の自殺現場には「M」と書かれたメッセージカード付の紫陽花の花束が残されており、これがカミジョウからのものであると推理、こうしてカミジョウと中島との接点が明らかになる。このことから、恋人を殺害したカミジョウを警察を使って探し出すためにニセのバスジャック事件を起こすという中島による自作自演であることを突き止める。
思惑通り捕まったカミジョウを追う中島。硫化水素を突き付け、殺そうとする。しかし間一髪のところで右京と尊がそれを阻止する。
単なる復讐劇。こうして一件落着かと思われたが、事件は思わぬ展開へと発展する。花の里でのたまきさんの一言。「紫陽花の花言葉は『移り気』で、男性から女性に贈るのは珍しい」この言葉をヒントに、右京は思いもよらない可能性に気付く。
運転手と乗客を人質にしたバスジャック事件から、それが自作自演であることを暴いていく。
一方で、バスジャック犯と運転手とを結びつける4年前の女性自殺事件。
その事件の真相が明らかになった時、バスジャック事件の真相も180度違うものになる。
「相棒」には何度かでてくる重苦しい設定がここでも登場し、ビックリします。
なんかこの設定が衝撃的すぎて、カミジョウに殺された恋人や、恵の気持ちを冷静に考えることができない。
殺された恋人に対して、はたして本当にそう思うのかなぁ、ともともとない想像力をフル回転させて考えるも、いまいちしっくりこない点が、ちょっと歯がゆい。