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シーズン８ 第１２話 「SPY」
銀座のホステスのまどか（役：小嶺麗奈）が死体となって発見された。何者かに首を絞められて殺されたようだが、彼女に抵抗した様子が見受けられなかった。彼女の携帯電話の発信履歴を確認すると、なんと最後に電話をかけた相手が尊だった。
尊は、まどかとは特命係に入る前に、上司に連れられて行ったクラブで知り合っただけで、最後の着信についても、営業だと思って電話には出なかったという。しかし、一度クラブに行っただけで、何度も営業電話をかけてくるとは、よほど尊に興味があったようだと、個人的な関係を疑われる。
一方右京は、まどかが勤めるクラブが、警視庁や警察庁幹部の常連客が多い店であることを突き止める。そんな折に、まどかの所持品のメモリースティックから、消費者金融からお金を借りている警視庁職員リストが見つかる。なぜ銀座のホステスがそんなものを所持していたのか？そんな疑問を抱くうちに右京は、まどかが実は客である警察庁幹部の情報を仕入れるスパイだったのではないかと疑う。
発見されたリストは、結局総務課長の一存で作られたものであることがわかる。しかし、まどかはどうして、誰に殺されたのか？「庁内S」の正体とは？？
フツーに有名な美人女優さんの役がのっけから殺されてしまうというショッキングな事件ですが、内容は、相棒ならではのこってりとしたものです。
警視庁内に潜む「庁内S（スパイ）」がテーマ。
利害のためなら手段を選ばない警視庁もしくは警察庁のダークな構図が見えてきます。
こういうストーリーで、今の組織の悪しき部分を指摘してくれるのが相棒のいいところか。
大河内「神戸。お前はなぜ結婚しない？」
尊「大河内さんこそ、なぜ結婚しないんですか？」
・・・大河内に超直球を投げる尊にゾクッとした。
「そこは突いちゃダメだろ〜」って・・・
てか尊もホントは知ってるのか？大河内がアッチだってことを・・・
