Season9-12 招かれざる客

5月1日。日曜日。


連休真っ只中の実家より。


リアルタイムで観れず、実家で録画したものを観た「相棒」今シーズン。


シーズン9 第12話 「招かれざる客」


これはなんとかリアルタイムで観ることができたのだが、今日実家で再度観て脱帽。


遊び心満載のストーリーです。



別荘地のレストランに集まる6人の予約客。そこへ右京が突如やってきた。突然雨に降られたため、一晩泊めてほしいと頼む。レストランに集まる6人と、もう一人来る予定だという「山田」という男。彼らの話を聞きながら、右京は事件の匂いを嗅ぎつけていく。



というのは表のストーリー。実は右京は来るべくしてこのレストランに来たのだった。朝、尊が特命係の小部屋へ行くと、いつもいるはずの右京がいない。何か気になることがあったのではないかと勘付いた尊が、右京が頼りにするであろう米沢のもとへ。すると、やはり右京が先ほどまで来ていたという。なんでも、川岸で男性の水死体が発見されたという。捜査一課は事故死と判断したが、右京は被害者の自宅にあった雑誌に付せんがついていた軽井沢のレストランのページに興味をもつ。


右京を追ってその被害者について調べる尊。被害者は会社の金を横領した罪で服役しており、出所した直後に死亡していた。もといた建設会社に話を聞くと、被害者は、取引をしているリゾート開発会社の会長の親せきで、その会長に頼まれて社員にしたという。しかしその会長は7年前に心臓発作で死亡していた。当然被害者にも遺産が渡されたはずだが、会長と被害者はそれほど仲がよくなかったという。


一方、不動産業者と偽ってレストランで6人の先客達と話をする右京。
彼らの話から、一人の人間を悼む言葉が汲み取れた。その人間とは?そして水死事件の犯人は??



シーズン9を代表する、コメディタッチのストーリー。


ストーリー云々よりも、とにかく右京と尊の猿芝居(?)が面白い。


口調がかわる右京は絶対観るべき。


健康診断の診断書を逮捕状にする尊と、それを観た右京の顔。


腹を抱えて笑ったのはこれが初めてじゃないかな・・・


悲しい、切ないストーリーが比較的多いシーズン9ですが、そのなかでこんなストーリーがあってもいい。