Season8-15 狙われた刑事

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シーズン8 第15話 「狙われた刑事」



昼休み。伊丹が入った行きつけのラーメン屋で、となりで食べてた客が突然苦しみだした。食中毒かと思われたが、客がラーメンに入れたにんにくから亜ヒ酸が検出されたこと、また、そのにんにくが伊丹の席に置かれていたもので、伊丹が取る可能性が高かったことから、伊丹に恨みを持つ何者かによる犯行ではないかという話になる。「そんなバカな」信じない伊丹だったが、パトカーの中に入れていたペットボトルからも亜ヒ酸が検出され、自分が置かれている状況を知る。


伊丹が入る直前までその席で食べていた客が怪しい。その客がブレザーを着ていたことを店員が覚えており、付近の防犯カメラにブレザーを着た男が映っていた。胸の「LS」と書かれたエンブレムを見て、伊丹は10年前の事件を思い出した。当時、城南大学の学生サークルで「ローンシステム研究会」という、学生をだまして得た出資を自由に使っていたサークルがあり、その幹部の一人・広瀬が水死体で発見された事件。広瀬がサークル内で、不正を口止めさせるためにリンチを受けていたことが分かり、その取り調べを伊丹が担当していた。逮捕された幹部数名は10年前後の服役を経て、最近出所していたことから、それらの幹部が、当時行き過ぎた取り調べをしていた伊丹を恨んでいたのではないかと右京が推理する。しかし逮捕されていた幹部、取り調べを受けた準幹部の全員のアリバイが証明され、振り出しにもどってしまう・・・


捜査から外され、特命係の警護を受けることになった伊丹。資料をみながら、当時幹部が広瀬を部屋に連れ込むところを偶然目撃していた浜野という平部員を口説いて供述させたことを思い出した。その浜野の親友であり、逮捕された幹部の一人であった小幡が獄中で自殺したことから、自分の証言によって親友を死なせてしまったと後悔し、伊丹への長年の恨みを晴らすための犯行と予測し、浜野のアパートへと向かう。そこで尊とともに浜野を逮捕、一件落着かと思われたが、さらに謎が潜んでいた・・・



                                
伊丹が主役の本作。


それだけでも観る価値十分なのに、それでいてストーリーも奥深い。


かつて伊丹が取り調べを担当した事件の関係者による復讐。


犯人は逮捕された人ではなく、証言者の方だった。


そう思われたが、さらにその先が隠されていた。


いかにもワルそうな真犯人。右京と尊の尋問に震えてました。


そしてラスト。


伊丹をなぐさめようとして話した尊の失敗談。


その真相を知り、尊の優しさに胸がアツくなります。