シンメトリー

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誉田哲也「シンメトリー」 光文社文庫


踏切内に侵入した飲酒運転の車に列車が追突する事故が起きた。列車に乗っていた顔見知りの乗客を助けようとして右腕を失った元駅員は、目の前で命を絶った乗客の復讐のために、飲酒運転者を殺そうとする・・・(表題作)



主人公、姫川玲子の活躍を描く短編小説集。



「シンメトリー=左右対称」にこだわった犯行を暴く姫川がかっこいい。


姫川がただ頭脳明晰で完璧な女刑事なだけでなく、ちょっと嘘をついてみたり、抜けてるところがあったりと、欠点があるところがいい。


そして犯人の心理・・・なんか分かる気がする。


これをきっかけに、著者の他の著書も読んでみようと思う。