Season7-12 逃亡者

相棒 season 7 DVD-BOX 2

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価格:16,092円(税込、送料別)


シーズン7 第12話 「逃亡者」



女性が歩道橋の階段から突き落とされて殺害された。被害者が突き落とされた直後にケータイで110番通報をしたその音声から、犯人は外国人男性と思われる。そして、ケータイに残された指紋から、前科のあるルベルタ人のマルコが容疑者として浮上。元恋人のエリから話を聞くが、マルコは少し前に母国に戻っていた。


捜査一課の捜査に加わっていた左刑事は、被害者の恋人・志茂川が犯人ではないかと疑う。その後、マルコが母国に逃げたと記載された週刊誌をもってルベルタに渡っていた。その間、ルベルタではマルコがビルから転落して死亡してしまう。


日本とルベルタとの間では容疑者の引き渡し条約が締結されておらず、日本で罪を犯したマルコがルベルタに戻った場合、日本はマルコを引き渡すよう主張することができない。志茂川はルベルタへ渡って向こうでマルコを復讐のために殺害したのか??


日本に戻ってきた志茂川が左に対し、マルコ殺害を自白する。しかし、ルベルタで罪を犯した自分を日本では捕まえられないだろうと主張する。右京は、彼の自白そのものを疑う。週刊誌の記事だけで、ルベルタでマルコの居場所を突き止めることができたというのはおかしい。


そして右京は、マルコの死体の指についている跡に注目する。この色はどこかで見た覚えが・・・






被害者の恋人を犯人扱いして追及する傍若無人な若者刑事・左が登場し、伊丹を困惑させます。


さらに、真相を突き止めるために、ルベルタへ渡ってしまう左。当然、マルコ殺しの犯人として疑われてしまう。


被害者遺族を犯人として疑ってしまった熱血刑事が失敗を通して成長する、という裏テーマとともに、日本と外国との条約関係に言及している、結構難しいテーマです。


左刑事にはちょっとむかつきますが、そんな彼を最後に認める伊丹のカッコよさに、その腹立たしさも相殺されます。