Season7-14 男装の麗人

11月3日。文化の日。


せっかくの水曜日祝日で休みだというのに、「相棒」が休みとはなんということだ・・・


愚痴を言っても仕方ないので、DVD借りて9時ぴったりに観てやりました。

相棒 season 7 DVD-BOX 2

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価格:16,092円(税込、送料別)

シーズン7 第14話 「男装の麗人」



実業家の山際が自宅で死亡した。風呂上りに扇風機の風をあびる癖がある彼女は、持病が悪化するからと、医者からその癖をやめるように言われていた。検死の結果は持病による心臓発作。事故死と断定される。しかし右京は、彼女が着ていたバスローブに付着していた薔薇の花粉に注目する。部屋にあった薔薇の花に扇風機の風があたってそれがバスローブに付着するとはとても思えない。右京は別の可能性、つまり他殺を疑う。

山際は帝都歌劇団の花形女優、荊城紫雨(役:奥山佳恵)のファンで、紫雨の独立を嫌がり、スクールを開くという事業への出資を拒否していた。そして紫雨の先輩、淀わたるのタレントスクールに出資をすることになっていた。しかし、その契約に関してわたると山際がトラブルになっていたことがわかる。
わたると同じく第一発見者だった紫雨は、事件当日のアリバイがあったにもかかわらず、そのアリバイを主張しなかったため、右京は紫雨が真犯人をかばっているのではないかと考える。山際とトラブルを抱えていたわたるを慕っていた紫雨が、わたるをかばっているのか?

右京は紫雨の初舞台のパンフレットをみて、その初舞台を最後に現場を去った舞台装置担当者がいたことに気付く。また、紫雨の初舞台は紫雨が主演だったが、実は舞台直前まで紫雨は助演で、別に主演がいたことがわかる。その主演も初舞台の前に歌劇団を去っていた。このことから右京は、かつて主演女優が舞台装置上の事故がきっかけで歌劇団を去っていたことを暴く。


山際を殺したのは誰か。紫雨は誰をかばっているのか??





リアルタイムでみた当時、ミクシィの感想を見て、否定的な意見が多かった今作ですが、ぼくは単純に感動しました。

若干、真犯人が真犯人であることを自白する内容がわかりやすかった、という点はありますが、それでも少なくともぼくは最後まで気づきませんでした。


紫雨を主演にするために事故にみせかけて別の才能をつぶそうとする山際。


その山際に殺意を抱く真犯人をかばおうとする紫雨の友情。


ラストのステージでのシーンは感動モノです。


奥山佳恵さんがフツーにかっこよかった・・・