Season4-3 黒衣の花嫁


相棒(season 4 上)

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シーズン4 第3話 黒衣の花嫁


非番の芹沢に悲劇が訪れた。大学時代のゼミ仲間の海老原が自宅で死体で発見された。芹沢は、ゼミ仲間と前日の夜まで、海老原と一緒に彼の独身生活最後の夜を過ごしていた・・・


死亡推定時刻は、翌日挙式を控えた海老原が芹沢らと別れ、家に着いたであろう頃。彼の携帯には、死ぬ直前に花嫁の瑞希に送ったメールがあった。「ごめん、話はまた日を改めて。明日の君のウエディングドレス姿、楽しみにしているよ」右京はこのメールに疑問を抱く。


前日、海老原と飲んでいたゼミ仲間は芹沢のほか、弁護士の田村、リーダー格の市議の信近、眼鏡に気障な面持ちの古井、そして背の高い氏家の4人。彼らは、海老原と別れたあとも夜中まで一緒に飲んでおり、アリバイがある。また、海老原の告別式に現れた元彼女のハルミが瑞希と口論になっているところを目撃、話を聞くと、海老原を殺したのは瑞希だ、と言い張る。なんでも、海老原が経営する精密機械会社が過去に経営不振で下請けを切った、その下請け会社を営んでいた瑞希の父が自殺していたのだ。


そのことを打ち明けられて腹を立てた瑞希が海老原を殺した??しかし彼女は、心から反省している彼を許した、と言う。そんななか、ハルミから、海老原が大学時代のある夏を境にして、人が変わったようにおかしくなり、自殺未遂までしていたことを聞く。ちょうどゼミ合宿があったころだ。薫は芹沢にそのとき何かあったのかと聞くが、芹沢はたまたま熱を出して寝込んでいて、よくわからなかった、と言う。


海老原を殺したのは誰?芹沢が寝込んでいたそのゼミ合宿で何があったのか??




トリオザ捜一の末っ子、芹沢がメインのストーリー。


結婚を控えた大学時代の仲間が殺害されてしまいます。


いつもの通り、右京と薫が犯人を追及するシーンは圧巻。


結局、犯人に海老原を殺害する必要が全くなかったことが分かり、犯人はその過ちに後悔する。


最後の芹沢の言葉も、けっこう重くのしかかってくる。


「ぼくももしかしたら、向こう側の人間になっていたかもしれない」


いやいや、芹沢なら、もしその現場に居合わせていても、そっち側には行ってなかったよ。


そう芹沢に対して思える事が救いでした。