Season2-11 秘書がやりました



シーズ2 第11話 「秘書がやりました」
政治家の蜷川の焼死体が発見された。秘書の三峰(役:室井滋)・吉池・風間の3人に話を聞く右京と薫。蜷川は生前、政治活動中に敵をつくる事が多かったという。議員汚職の追及に力を入れていた蜷川は、汚職の恩恵を受ける人にとっては邪魔者だったのだ。そのような人たちによる報復殺人なのか??マスコミはそう蜷川を正義のヒーローとして報道するが・・・

蜷川の焼死体から議員バッチが見つからない。政治家としての自分に誇りをもっていた蜷川が、議員バッチをつけていなかったとは考えられないという。とすると犯人がバッチをとった?何のために??


タイトルから分かるとおり、読んで字のごとく、秘書がやりました。実は秘書が蜷川の死体を山中に運び、死体を遺棄したのだ。三峰は、議員バッチが蜷川にとっての誇りであったことを知っていたため、バッチを捨てずにとっておいたのだ。
しかし、3人は死体を遺棄はしたが、殺してはいない。実は、蜷川の不名誉な死を隠し、正義のヒーローとするために、秘書が結託して今回の計画を立てたのだった。


秘書が議員を守るために罪を犯す、そんな話。
「永田町の常識は世間の非常識」
そんな言葉がでてきますが、ほんとにそうだとしたら恐いなと思うくらい、象徴的な言葉です。
「それが議員のためになるのなら、議員をも欺く」
それが本当に議員のためを思ってのことなのか、疑問に思います。


議員の不名誉な死を隠す3人の秘書。
その悪人っぷりは必見です!