Season4-18 節約殺人

本日はシーズン4の第18話「節約殺人」を紹介します。
タイトルからしてすごいですが、ストーリーもけっこうエゲツナイです。




テレビで人気の節約主婦、松原宣子。彼女が男を花瓶で殴って殺害した。警察に通報し、「自宅にナイフをもった男が押し入ってきて主人(真澄)が刺し殺された。自分も殺されそうになった。もみあているうちに殺してしまった」と自供。正当防衛を主張する。
捜査を始める右京と薫。右京は、殺害された男・浅田のポケットのなかに入っていたナイフのサヤと、浅田がもっていたナイフのサイズがあわない点に注目し、事件に疑問を抱く。

同じ頃、山林である女性の刺殺体が発見される。その女性・馬場香織の携帯を真澄が所持していた事、また、その携帯の待ち受け画面が香織と浅田のツーショットであった事から、「浅田と不倫関係にあった香織から別れを切り出されたことに腹を立てて浅田が香織を殺害、その現場を偶然見かけた真澄が香織の携帯を奪って浅田をゆする。そうしたら逆に真澄が浅田に殺されたのではないか」と推理する薫。しかし、事件はそう単純なものではなかった。

香織の殺害現場を目撃したのが実は宣子なのではとにらむ右京。宣子を問いただすが、香織殺害時刻当時、宣子は現場からだいぶ離れたスーパーで買い物をしていたと主張する。そのときの時刻入りレシートがあり、それが証拠となる。しかし、そのレシートの中の買ったものをそのスーパーで見ていくと、一番安い牛乳ではなく、数円高い牛乳を買っていたことが分かる。節約主婦である宣子がなぜ?単純な好き嫌いの問題か??実は宣子は節約主婦としてメディアに出る傍ら、家計簿の添削指導を行っており、様々な主婦からレシートが送られてくる事がわかり、その証拠が崩されてしまう。

香織の殺害現場を目撃したのは宣子。宣子は偶然見かけた殺人事件を利用して、夫を殺害していたのだ。その驚くべき動機とは・・・



タイトル「節約殺人」からもわかるように、その殺害動機には背筋がゾッとします。

節約主婦のささいな言動を見逃さずに現実を突き止めていく右京。相変わらずシビれます。


節約主婦の犯行動機に思わず背筋が凍りつく、そんなストーリー。面白いです!!