箱根駅伝

1月3日。正月休み最終日。

今年は明日からもう仕事。気持ち切り替えていきます。


さて、昨日今日と毎年恒例の箱根駅伝
我が母校、東洋大学の2連覇を祈りながら、コタツでずっとテレビとにらめっこしてました。
今年は自分が42キロという長距離を走る事になったことから、例年に増して関心が強かった気がします。


東洋大学は昨年、5区を走った1年生・柏原くんの大活躍により往路優勝。
そのまま逃げ切る形で初の総合優勝を飾りました。
昨年は陸上競技部員の不祥事があり、そもそも箱根駅伝に出場できるかできないかの問題にぶち当たっていましたが、当時の監督の辞任という形で出場することとなりました。
「走った」のではなく「走らせてもらった」。
キャプテンの発案で、優勝が決まった際も胴上げをしませんでした。
「のぼり」を使っての応援などは控えて欲しい旨会報がうちにも届きました。


そんな特別な条件での総合優勝から1年。
優勝が「まぐれ」ではないことを証明するため、選手らは努力し続けてきました。

柏原くんが言ってました。
「『去年より遅くなってるじゃん』と言われるのだけは嫌だ」と。
「だから塗りかえるのは難しいと言われていた5区の区間新記録をさらに塗りかえたい」と。
ぼくはその言葉にものすごく説得力と頼もしさを感じました。


結果を言うと、その言葉の通りとなりました。
いや、「その通りとなった」のではなく、「彼がその通りにした」。
プレッシャーをはねのけて、自分の記録をさらに更新しました。

そして復路。
もしも彼だけが「山の神童」と誇張される選手だとしたら、いずれ追い抜かれて総合優勝はできない。
しかし彼らは、そうではなかった。
逃げ切った。
というより、後続を振り切った。
ダントツでのゴール。
2年連続の総合優勝を飾りました(初優勝からの2連覇は過去6校目とのこと)。
彼らが本当の意味で箱根を制する力を手に入れたことを証明してくれました。


今年から就任した新監督は33歳。
早い時期に選手を決めることをせず、部員のモチベーションを維持させたそうです。
選手達も「この監督にならついていってもいい」と思ったそうです。
選手の実力だけでなく、いい監督に恵まれたな、とも思った。


この二日間、母校の優勝を目の当たりにし、闘魂を注入してもらった気分です。
ぼくの勝手な解釈ですが、「ぼくが今年フルマラソンを走るためのエネルギーを与えてくれた」と思っています。

たまたまこの大学を卒業しただけだと言われればそれまでですが、
きっと今年も昨年同様いい年になるのではないか(きっと東京マラソン走破できるのではないか)、と自分勝手に思い込み、
これから練習に励んでいきたいと思います。







・・・て小学生の作文かっ!!