雑記

蕎麦屋でみる東京マラソン

昼間、お蕎麦屋さんに入ったらテレビが点いていて、実況の声が興奮味を帯びていたので何気なく見たら、外国人選手が颯爽と走っていた。そうか、今日は東京マラソンの日か、とようやく思い出した。ヘトヘトになりながら走った十数年前を思い出す。 お蕎麦屋さ…

満月の夜

満月の夜に刺激的な発表をするLUNA SEAのスタイル、昔から変わらなくて、いつもファンをドキドキさせてくれる。今夜もそうだった。投稿を見て、さて何の発表だろう、全国ツアー第2弾かな、新曲かな、再録アルバムかな、といろいろ想像する。しかし、いつも分…

雨はやまない

2月に入って、ようやくあたたかくなってきたことに喜びを見出してたのもつかの間、今度は地味に降る雨がやまず、気温も下がって寒い日がここ数日続いている。やっと暖房必須な毎日から解放されると思っていた矢先だった。外の暗さに比例して、自身の心も若干…

スシロー

「行徳にスシローが来る」その話題はどこで誰から聞いたのだったか。東西線の車窓から外の景色を眺めていたら、行徳駅を過ぎたところでスシローの看板を見つけた。西友のすぐ隣。ここはいい場所ですね、なんて店舗企画担当者になった気分でつぶやいた。 妙典…

満席嫌い

気になっていた駅前のカフェに初めて行ってみようと思い、朝、頑張って起きて向かったら、満席で入れなかった。オープンしてから10分後のことだ。あまりの人気具合いに気圧され、ああ、これはしばらく来ることができなさそうだな、と思った。いつ行っても入…

続く「うっかり」

教室にタブレットを置き忘れた、とか、教科書を家に置き忘れた、とか、とにかく子どもたちの些細な忘れ物が多くて。そんな話を家族から聞いて、自分も小学生の頃は忘れ物が多かったかなあ、と振り返る。まあしょうがないよね。みんなが通る道だ。うっかり忘…

武州パイと八宿どら焼き

仕事で熊谷に行く時、ここ最近は必ず駅ナカにある梅林堂でどら焼きと武州パイを買う。店番をやりながら、おやつに食べるのだ。 武州パイは、実家暮らしだったころに食べて大好きになり、以来、埼玉で和菓子類を買うならこれ、と決めている。他にない、安心の…

貴重なひとり時間がもたらす愉悦

贅沢と言っていいくらい、自宅で、実家で、のんびりと過ごしている。去年も一昨年も同じだったのだろうか。普段の慌ただしさに隠れてしまってよく思い出せない。例年より少しだけ休みの多いスケジュールなのかもしれないけれど、それにしても、ゆとりの多さ…

2024

元日。終日ゆっくりしていた。結局夕べは紅白歌合戦を観て、年越しまで起きていた。おもしろ荘を観て、THE YELLOW MONKEYの新曲をYouTubeで聴いて、寝た。起きたら昼前だった。雑煮を食べて、夜は相棒の元日スペシャルを観た。テレビ番組をこんなにたっぷり…

街はクリスマスイブ

街はクリスマスイブ。毎年のことだけれど、あまりこういうときに商戦に乗りたくない天邪鬼な自分は、世間の「●●を買わなきゃ」という圧に逆行するように、消費を抑えながら過ごしている。 昨日は、自宅近くの人気ケーキ屋の前の通りに想像を超える大行列がで…

コーポラティブハウスの結束と楽しい時間

年末恒例のクリスマス会に呼んでいただき、今年も参加することができた。入居者同士の結束が強い、憧れのコーポラティブハウス。1年半くらいの空白期間はあったものの、またその管理組合運営のお手伝いをする縁に恵まれて、素直に嬉しく思っている。こんな幸…

「何事も前倒しで実行」精神と、「同じ失敗を繰り返さない」精神

今月下旬から来月にかけて、自営業の事務仕事を重点的に、時間を有効に使ってやろうと思っている。平日の忙しさに甘えて、ついおろそかにしてしまいがちだからだ。こういうとき、たいてい犠牲になるのは、自分の裁量で仕事の時間をコントロールできる自営業…

腕の筋肉痛

この二日間、たねまめマルシェとCaffe Nilと出店が続く、ちょっとハードスケジュールだった。二日間、本をたっぷり詰め込んだトランクケースを転がしながら電車に乗り、歩いたら、右腕が筋肉痛になった。ジョギングこそ日課になっているけれど、上半身は意識…

寒さとコーヒー

一日、家で事務仕事をしながら過ごした。とうとう暖房をつけてしまった。12月に入ったらと思っていたのに、空気の冷たさを我慢することができなかった。こうして憂鬱な季節が始まる。 そうするといつにも増して、温かいコーヒーが手放せなくなる。コーヒーを…

ロックが医療になる

THE YELLOW MONKEYが来年の4月に東京ドーム公演を行うことを発表した。年末の武道館公演が中止になり、残念に思っていた矢先のことだった。いつも何か驚くような発表をしてくれる彼らの気持ちが本当に嬉しくて、少し先の未来に向けての目標ができた。その日…

カレーはガソリン

久しぶりに行った老舗っぽいカレー屋さんで、チキンカレーを食べた。昼どきをちょっと過ぎてしまい、いつになく空腹にイライラさせられ、そんな他愛もないことで不機嫌になる自分にげんなりしながらやっとたどり着いたそのカレー屋さんは、まるで何年経って…

朝の掃き掃除

朝、駅のロータリーでゴミ拾いをしている人を見た。駅前の再開発の現場監督だろうか、作業服に安全帯という格好。駅へと向かうたくさんの人をささっとよけるようにして、淡々とゴミを拾っていた。その姿を、発車待ちの電車の窓からぼんやりと眺めながら、ふ…

戸締り

「嫌いな言葉は『戸締り』」。伊坂幸太郎の小説に登場する泥棒・黒澤が、何かで言っていたのをふと思い出した。 私はその逆で、戸締りのし忘れがとにかく怖い。新卒で入った建設会社で現場監督の研修をしていた時、夜、一通り窓に鍵がかかっているか、チェッ…

ゴミ袋を突き破る枝

朝、自宅まわりの植栽の手入れを少しした。ユキヤナギが方々に伸びて鬱陶しいくらいだったので適度に切った。門扉となりのランも、アスパラガスも、アイビーも、夏の間に蓄えたエネルギーを放出するかのごとく、暴れていたので、枯れた葉は取り、また丈を短…

かばんの修理

長く使っている革のかばんの、内側の張地が破れてずいぶん時間が経っていたので、買った店に修理をお願いしていた。2週間ほど前の話。 普段のメンテナンスを怠っていたせいで表面はカサカサで、一時は思い切って買い替えようかとも思ったけれど、そのエイジ…

お祭りが嫌い

自由が丘に引っ越してきて3年半。通勤し始めた時から数えると11年以上経った。それなのに、いまだに休日の賑わいぶりに慣れない。いやむしろ耐えられなくなってきている気がする。 駅周辺では今日、明日と女神まつりが開催。駅のロータリーにステージができ…

街のそば屋さん

月に2回ほど、妙典に行く。数年前まで住んでいた場所に、いまは仕事で訪れるだけだけれど、行くたびに都内と違った柔らかい空気に、心が和む。空気が肩にのしかかる、その気圧が低くて身軽になる感じ、と言ったら大げさだろうか。ただ精神的な開放感は都内に…

加熱たばこ専用喫煙席

三軒茶屋駅に行った。改札を出て、パティオを過ぎて真っすぐ行くと、階段で地上に上がる直前にガラス張りのカフェの店内が見える。いつもそこを通るたびに、このカフェにはどうやって行くのだろうか、すぐ近くに入口はなさそうだし、と思っていた。 今日、地…

結果オーライ

仕事で何度も行っていた上野毛の住宅から、自宅まで歩いた。地図上で、歩けない距離ではないなあと感じてはいたけれど、いままで実際に歩こうとまでは思わなかった。今日、行きは電車でいつもどおり行って、急遽歩いて帰る必要性が生じ、歩いた。体感として…

善行

よく行くカフェでのこと。テラス席に座っていたら、前の道路でカサカサと音がした。音の正体はすぐに分かるものだった。プラスチックのトレイ状のゴミが風に吹かれて道路を滑っていた。 こういうとき、拾わなきゃな、とは思うのだけれど、その時のゴミとの距…

どら焼き

私は和菓子の中でどら焼きが一番好きだ。「和菓子」という縛りの中で好きな食べ物を考えることは普段なかなかないけれど、何か舌が甘いものを欲するときに、どら焼きを食べることが割と多いので、ふと「自分はどら焼きが好きなんだな」と気づいた。本当に最…

北千住

ブックイベントに行くために北千住へ。北千住駅で降りたことはいままでなかったかもしれない。JR、東京メトロ、東武線、つくばエクスプレスが乗り入れる大きな駅で、人も多く賑やかだった。西口を出て、駅前通りを歩くと、飲食店がたくさん軒を連ねていた。…

サグラダ・ファミリアの完成を前に想うこと

東京国立近代美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催中で、これは行きたいな、と思っていたのだけれど、オープン直後からものすごい来場があるようで、なかなか行く日を決められずにいた。職場から歩いて行けそうなので、平日の仕事終わりに行…

寄り道できない

BOOKSHOP TRAVELLERへ、本の補充をしに行ってきた。自由が丘から祖師ヶ谷大蔵まで、片道1時間弱か。 明治神宮前駅で千代田線を待つ。小田急線と直通運転のそれに乗れればスムーズに行けるのだけれど、代々木上原止まりの千代田線だと終点で一度降りて小田急…

街路樹の百日紅

急に街で百日紅の花を見るようになった。1週間前に、今年はもう咲いているのか、と驚いたのを覚えている。その後あちこちで、まるで示し合わせたかのように咲き始めた。多少の早い遅いはあれど、気温を敏感に察知して咲くのが本当にすごい。 2年前、建物点検…