思考

傍観者効果

先日、事務所から帰る途中の電車内でのことだった。終電の数本前で車内は比較的混んでいた。7人掛けの座席の中央付近に立ってイヤホンで音楽を聴きながら本を読んでいたら、視界の隅の方で何かが床に向かって動いた。周囲の人の視線が集中する。嫌な予感が…

寓話に学ぶ、仕事への取り組み方

仕事に対する姿勢であったり、所内でのコミュニケーションのとりかただったり。働き方全般について、そろそろ冷静に、いまの状態でいいのか、良くなければどう改善すべきか、考えなければいけないと思っている。目の前の仕事に没頭するのもいいけれど、果た…

医者と患者

冷静に、自分の仕事のしかたを、考える。 「仕事とは来た球を打ち返すこと」この言葉に感銘を受けて、そうだよなぁと共感したのは以前書いたけれど、さらに重要だと思えるような考え方にたどり着いた。 内田樹、池上六朗著「身体の言い分」に、医学部の学生…

仕事の進め方を考える

休日を有意義に!なんて思いながら始めたブログなのに、土曜日に放心状態のまま帰ってきて、もしくはぼーっとしてやる気が起きなくて、書くことができないなんてことが続いている。これではいけない。今日だって、昼間事務所へ早めに行って仕事を片付けよう…

私は認知されたい

「他人に認知されたくないんです」そういった意見を本で読んで、そういう考え方もあるのかと驚いたことがある。例えば何回か行くお店で店員さんに、「いつもありがとね」と言われると、自分という個を認識されているようで急に恥ずかしくなり、そのお店への…

書く習慣を心がける

なんとなく頭に思い描いていることを、書き記すこと。「おっこれいいアイデアじゃないか」と思ったことをすぐメモすること。行きたいところ、行くべきところをリストアップすること。なんでもいいから、書くことに対するハードルをとにかく下げて、どんどん…

連休中に令和の新時代を迎える

連休前半は少しだけ帰省。実家でのんびりと過ごした。改元し、令和の時代になった。想像以上の世間のお祝いムードに気圧される。けれど、生前退位というこれまでにない出来事によって、決して暗い気持ちではなく、明るい気持ちで新しいスタートをきることが…

ストーリーに裏付けされた暮らし

小さい家に住み替える計画が進行中。待っているのは、30㎡台の賃貸マンション。そこで自分の好きなように、自由に設計をして暮らす。来春の引っ越しがいまから待ち遠しくてたまらない。 そんなだから、他人の「小さな家の暮らし」に興味があって、暮らしに関…

全身で感じること

「全身でものごとを感じ取ること。感受性を大事にしたらいいと思うよ」自分の足りないところをこうして指摘されたことが、悔しいのだけれど、半分は嬉しくもあり、複雑な気持ちだった。自分が嫌われていて、どうでもいいと思われているのだとしたら、面と向…

いまのものを使う

自分がなんとなく心のなかで感じていて、だけどうまく言葉に現わせていなかったものを、誰かが的確に言葉にしているのを見て、「そうそう、それそれ」と納得するということがよくある。 家具屋さんに壁面本棚をつくってもらったことがきっかけで、手づくりの…

健全に働くために

正月休み、母がたの実家に挨拶に行ったときのこと。 実家は昔から農家をやっていて、そこでできる野菜は格別にうまい(自分がトマトが大好きなのは、おそらく小さいころからおいしいトマトを味わってきていたからだと思う)。そんな農家は、当然のことながら…

モノとの付き合い方を考える

自分の身のまわりのモノとの付き合い方を、改めて考える。 再来年の引っ越しを予定している。自由設計の賃貸住宅。初めてのことで、いまからワクワクしている。新しい住まいでは、どんな家具を使おうか。どんな雑貨を置こうか。新しいものを迎えたい。だけど…

これからの仕事のしかたを考える

事務所の先輩スタッフが退職する。送別会があり、そこで彼のこれからの決意を聞いて自分も襟を正した。いつ休んでいるのだろうかと時に心配になるくらい仕事に没頭し、それも大変そうなそぶりなど見せず、飄々と、かつ楽しそうに仕事をする彼の姿に、自分は…

「特になし」なんてことはない

週末に記事を書くことを習慣にしてもう何年もたつというのに、いまだに上手に文章を書くことができない自分に、はがゆさを感じる。「文章は、上手に書こうと思ってはいけません。上手に書こうとすればするほど、気持ちが伝わらなくなります」そう教えられた…

賛否両論

いつもの美容院でマスターとしゃべる。1か月に一度は会うのでそう豊富に話題があるわけではないけれど、それでも彼としゃべっていると話題が尽きることがない。 ★ 新潮45でLGBTに関する特別企画があり、その意見が度を越えた言葉の暴力であるとして、店頭か…

アーキテクチャ展

社会人になるまでは全く興味を持てなかったのに、いまは行こうと思えるものに、美術や建築などの展示、イベントがある。ある時、まとまった給料を使って都内の美術館を片っ端から巡ったことがある。あの時は、これが観たい!というものがあったのではなく、…

給料を何に使うか

番組MCのアナウンサーがある芸人に「最近CMだとか、たくさんお仕事されてますよね。変な話、お給料って何に使ってるんですか?」と聞く。その芸人は照れながら「何にって・・・いまはゴルフ関連がほとんどですよ」と言っている。それだって、たかが知れてる…

自由設計の賃貸住宅に住む

賃貸住宅に住む価値を、考える。 よく見かけるのが、「購入」と「賃貸」どっちが得か?論争。分譲マンションを買うのと賃貸マンションを借りるのとで支出額がどう違うか、どっちにどのようなメリットがあってどのようなデメリットがあるかを比較する、という…

身体を動した後の心地よさを

習慣を大事にしよう。習慣こそが未来の自分をつくるんだ。そう、昨日の記事での本を読んで思った。自分には胸を張ってこれを続けている、と他人に言える習慣があるだろうか。ない。 特に、そうそう、そうなんだよ、と手を叩いたのが、頻度と難易度との関係に…

フェスと手作り市

3連休の初日は体調を崩し、自宅で休んでいた。風邪と筋肉痛を同時に身体に抱え、久しぶりに何もせず、じっとしていた。こういう時間も大事なんだろう。自分の働き方、身体への接し方を見直すきっかけになる。 夜、なにげなくネットサーフィンをしていて、ミ…

プロフェッショナルの自覚を持つこと

仕事。管理組合の臨時総会。民泊利用を禁止するための管理規約改正や予算案修正、大規模修繕工事を進めるための手順など、話し合う。また細かな問題に対する解決方法を探り、組合員間で合意する。年数がたてば年数が経ったなりのさまざまな課題があって、そ…

他人から学ぶこと

仕事終わりにいつものカフェでコーヒーを飲む。閉店ギリギリでほとんど居られなかったけれど、それでも、ちょっと人と話をしたい、話をすることで、心の中のもやもやした煙のようなものを、取り払いたかったのだと思う。そう、自分にとって行きつけの喫茶店…

風に舞う桜の花びら

自宅隣のホールでお花見イベントがあった。ウクレレ演奏を聴きながら桜の花を眺める。月並みだが、春を感じる素敵な時間だった。 「満開の時より、それが過ぎて花びらが散っていく風景が良いんだよね」今日、複数の人にそう言われ、納得した。一人は自分の年…

ヒュッゲ

今日は自分の中でうずまいている仕事を整理するために事務所に行くんだ、と金曜日の夜に誓うのだけれど、いざその日が来ると、身体が動かない。休日は休日だ、リフレッシュしたらいい、と自分の中の悪魔が言う。それなら自分の仕事のクオリティを上げるため…

オーダーメイドの魅力

オーダーメイドの良さってなんだろう、とふと考える。 モノを買うときに、それを選ぶ理由はいろいろある。色がかっこいい、形がかっこいい、好きな人がつくったものだから・・・。でも、それが既製品である以上、誰もが買うことができるし、たくさんの人が欲…

本と物語とを繋げる読書体験

instagramのハッシュタグ、「#bookstagram」のほか、「#booklover」や「#本棚」、「#本好きな人と繋がりたい」といったもので検索するとたくさんの投稿が出てきて、びっくりする。本一冊一冊に着目して記事を書く人がこんなにいるんだ、と驚いた。インスタグ…

種をまくということ

1月2日と3日は箱根駅伝。毎年テレビの前で母校の活躍を見守っている。スタートの時間にたいてい起きられないのがつらいのだが・・・。 東洋大学は今年も往路優勝。一年生が中心の若いチームがだんとつのたすきリレー。年初から勇気をもらった。復路では青山…

電車と音楽とイヤホン

通勤やそのほかの移動などで電車に乗ることが多い。通勤に片道1時間、往復2時間とすると1週間で10時間。1か月で40時間。年間にすると・・・と考えていくと、決して無視できるレベルの時間ではない。その時間を無駄に過ごすか有意義に過ごすかは、大きな…

ピリカタント

夕方少し仕事。その帰り道、ちょっと早かったので寄り道をして、駅前のパスタ屋に久しぶりに立ち寄った。 自分と同じ名字の名札を付けたその店員さんは、しばらく会っていなかった空白期間を一瞬で埋めるかのようにやさしく微笑んでくれて、なんだか恥ずかし…

建築をつくるうえでのポリシー

すごいと思う人、すごいと言われている人に少しでも近づきたくて、その人が読んだという本を読んでみたり、考えていることを辿ってみたりする。今日、国立新美術館へ行ったのも、彼が建築を通して発信している考えをなぞりたいと思ったからだ。 安藤忠雄展「…