一つを手に入れたら一つを手放す

新しい自転車に乗って、どこへ行くでもなく走ってみる。サドルが固いのか、触るとそうでもないのだけれど、座ると尻がやや痛くなる。座り方が悪いのか?でもスピードが出て、気持ちが良い。行動範囲が一瞬にして広まったような、大げさに言うと万能感があっ…

I and bicycle

注文していた自転車が届いた。当初の予定から納期が遅れたけれど、別に急ぐものでもないし、のんびりと待つことができた。これから暖かくなってきて、サイクリングを楽しめそう。 南行徳の自転車屋(これもまた奇跡だと思えるような素敵な出会いなのだ・・・…

走りながら、出会いと別れを考える

RUN

土曜日は久しぶりに近くの河川敷を走った。意識しないと不摂生が続き、身体にもよくない。これから挑戦しようと思って買った自転車は納品待ち。急がないが、もうすぐやってくるので楽しみ。でもそれはそれとして、道具を使わず、自分の足だけで自分を振り返…

手作り市

自宅のすぐ近くで大家さんが主催する手作り市があった。今回久しぶりに会う作家さんもいたり、移転してしまったカフェが一日限定で帰ってきたりしていたので、楽しみにしていた。 昨日から雨の予報。雑司ヶ谷の手創り市は荒天のため中止。行こうと思っていた…

孤独の詩人

尊敬する紙文具屋さんの作品に猫が出てくる。それはこの詩人の作品がモチーフになっているらしい。そういった経緯で名前を知り、書店でその詩集をみつけ、思わず手に取った。「生活者としては孤独な生涯を送ったが」「孤独を求めて都市の群衆の中をうろつき…

風に舞う桜の花びら

自宅隣のホールでお花見イベントがあった。ウクレレ演奏を聴きながら桜の花を眺める。月並みだが、春を感じる素敵な時間だった。 「満開の時より、それが過ぎて花びらが散っていく風景が良いんだよね」今日、複数の人にそう言われ、納得した。一人は自分の年…

予定は狂うよどこまでも

金曜日の夜に休日の予定を立てる。そのときはワクワクしていて、やれる気持ちでいるのだけれど、土曜日の朝になると、そのとおりにいかない自分の身体に気づく。どうしても起きられないのだ。 大好きなカフェで朝食をとりながら健やかな朝を過ごすことも、昼…

ポストカード

ポストカードが好きだ。きれいな写真や絵が描いてあるハガキに、一言二言書いて、贈る。なんか女々しいような気がして、堂々と言うのが恥ずかしいという気持ちもあるのだけれど、その「手紙を書く」という行為が、好きなのだ。 ★ 気になっていた神楽坂のギャ…

味わい深いオトナに

大好きでよく行くカフェで、インスタグラムにハッシュタグをつけて投稿するフォトコンテストを企画していた。そのカフェへの愛を何か形のあるモノで表現したくて応募したら、優秀賞をいただいてしまった。身に余りすぎる光栄だ。 写真を撮ることに対しては苦…

仕事を「振る」ということ

「何年待っても何年やっても答えは出ないぜ」 B.B.KINGのギターがそう言ってんだ YEAH! (吉井和哉/フロリダ) ♪ 仕事帰りの電車内で。隣に座ったおじさんと、その前に立ったおじさんが、結構な大きさの声でしゃべりはじめた。その声量とまわりの混雑具合か…

エレファントカシマシ

きっかけは、クライアントからの相談だった。去年からチケットをとっていて、楽しみにしていたライブに、どうしても行けなくなってしまったという。だから代わりに、好きで、行ける方をご存じないですか?と。 それがエレファントカシマシの、それもデビュー…

背中を押されて

出会いがあれば別れもある。そんなことは最初から分かっている。けれど、いざその時が来ると、なんだかなぁ、どうしてみんなして自分の周りから離れていってしまうんだ、と暗い気持ちになる。そんなことが立て続けに起きた。 美容院のマスターから閉店を聞か…

スイーツ男子その2

ひょんなきっかけで学芸大学のカフェに出会った。「cafe/bar onji」ビルの2階にあるそのカフェには、建物前の立て看板を見落としたら絶対にたどり着けない。普段は夜営業しているバーで、休日の昼間だけカフェにもなる。お酒を飲まない自分はおそらくバーの…

民泊とコーポラティブハウス

午前中、少し仕事。サポートしている管理組合の理事会で、民泊を認めるかどうか、それを管理規約にどのように組み込むかについて話し合った。そこでの意見に「民泊は無条件で悪、っていう考え方が好きじゃないんですよね」というのがあって、そうだよなぁ、…

働き方

仕事がなかなかうまくいかないこのもどかしさを、何とかしようと思いながら、何ともできずにここまできてしまっている。原因は一つ。「一人で抱え込まない」何度そう注意されたか知れないし、自分に言い聞かせてもきた。それなのに、ほんのちょっとの自分の…

ずっと続くという呪縛

「●月で閉店するらしいよ」知人からそう言われ、耳を疑った。好きでよく行くレストランのことだ。ウソであってほしい。そう思いながら、まだその真偽が確かめられていない。 知人は信頼できる人だし、とてもデマとは思えない。それでも、どうか何かの間違い…

スイーツ男子

「もしかして、スイーツ男子ですか」そう突然話しかけられ、驚いた。目の前の女性が「話しかけちゃまずかったですか」といった顔でこちらを見ている。「あ・・・そ、そうなんですかね。まぁ、よく言われますけれど。甘いものは大好きですね」初めて会話する…

エッセイからつながる旅

昨日行った天王洲ハーバーマーケットで、気になっていた本屋に出会った。「SNOW SHOVELING」事務所からそう遠くない場所にあるこの本屋を雑誌で知り、興味をもったのがきっかけだ。出店リストに雪かきスコップの名を見た時は、チャンスと思った。 ケーキ屋、…

天王洲ハーバーマーケット

天王洲のストリートマーケットを知り、気になるお店がいくつかあったので、遊びに行ってきた。浜松町から東京モノレールで天王洲アイルへ向かう。浜松町に来たの、何年ぶりだ?天王洲アイルで降りたのなんて、初めてじゃないか? 運河沿い。生コンプラントの…

さよならは小さい声で

美容院へ行ったら、マスターに「勧めてくれた本、読んでますよ」と言われた。前回、松浦弥太郎さんのエッセイを紹介したんだった。いつも思う、他人の意見をまず受け入れて、実行までしてくれる、その素直さが、彼の器の大きさのゆえんだと。 「さよならは小…

ヒュッゲ

今日は自分の中でうずまいている仕事を整理するために事務所に行くんだ、と金曜日の夜に誓うのだけれど、いざその日が来ると、身体が動かない。休日は休日だ、リフレッシュしたらいい、と自分の中の悪魔が言う。それなら自分の仕事のクオリティを上げるため…

オーダーメイドの魅力

オーダーメイドの良さってなんだろう、とふと考える。 モノを買うときに、それを選ぶ理由はいろいろある。色がかっこいい、形がかっこいい、好きな人がつくったものだから・・・。でも、それが既製品である以上、誰もが買うことができるし、たくさんの人が欲…

旅の窓

立ち寄った本屋で、ある本がふと目に入ってピンときた。聞いたことのある名前の作家さんだけれど、まだ読んだことはなかった。誰かがリスペクトしていたんじゃなかったか。 「旅の窓」旅先で出会った風景を写真で切り取り、美しい文章でその光景を綴っている…

一輪挿し

「週に一度、花屋で花を買う」松浦弥太郎さんのエッセイにそうあって、これまでの自分には全くない習慣だったものだから、感銘を受け、自分も真似をしたくなった。そう思ってずいぶん経つけれど、真似できていない。それほど、部屋に花があるという状況を愛…

本と物語とを繋げる読書体験

instagramのハッシュタグ、「#bookstagram」のほか、「#booklover」や「#本棚」、「#本好きな人と繋がりたい」といったもので検索するとたくさんの投稿が出てきて、びっくりする。本一冊一冊に着目して記事を書く人がこんなにいるんだ、と驚いた。インスタグ…

ON読

最近でこそ人並みに本を読むようになったけれど、これが中学高校時代は全く本を読まない、典型的な読書離れの子供だった。図書室で本を借りたことなんて、数え切れるくらいしかなかった。だから何冊も何十冊も借りて読んでいる友達を見ては、どこか自分とは…

のれんをくぐると、佐藤二朗

今日は午前中から仕事だった。割と重要な、もちろん仕事はみんなそうだけれど、ちゃんとやらなければまずい打合せだった。緊張した。ちゃんとやろうと思った。だからその打合せのあと、休日は集中力がないから事務処理なんてできないと内心気づいているのに…

ロードバイク

マイ自転車をつくること。これが今年の自分の夢になった。 きっかけは、事務所の仲間にロードバイクを勧められたことだ。通勤で毎日ロードバイクに乗っている仲間がいて、どうだと誘われた。自分は中学高校と自転車通学で、それこそ飽きるくらい自転車に乗っ…

ワタリウム美術館の記憶

意識して美術館巡りをしようと思いたってから、また行かなくてはと気になっていた美術館がある。外苑前のワタリウム美術館だ。 大学1年の時だった。何の講義か正確には忘れてしまったけれど、入学してすぐだったから、たぶん建築史だろう。ワタリウム美術館…

いまは読めない本、いずれ自分を形成する本

昨日、いつもの美容室でマスターに新年の挨拶をした。今年もよろしくお願いします。社会人になり、この美容室の上の階の部屋に引っ越してきたあの日から、もうすぐ12年が経つ。本当に長い時間、そして定期的に会う、数少ない地域コミュニティだ。 そのマスタ…