読書という荒野

ここ最近、本屋に行くたびにこの表紙が目に飛び込んできて、鋭い視線でこちらをにらむ著者に「しっかりしろよ、自分」と言われているような気がしていた。刺激的なその装幀と、帯の秋元康さんのコメントに気圧されて、目を背けてきたけれど、こうも頻繁に目…

賛否両論

いつもの美容院でマスターとしゃべる。1か月に一度は会うのでそう豊富に話題があるわけではないけれど、それでも彼としゃべっていると話題が尽きることがない。 ★ 新潮45でLGBTに関する特別企画があり、その意見が度を越えた言葉の暴力であるとして、店頭か…

アーキテクチャ展

社会人になるまでは全く興味を持てなかったのに、いまは行こうと思えるものに、美術や建築などの展示、イベントがある。ある時、まとまった給料を使って都内の美術館を片っ端から巡ったことがある。あの時は、これが観たい!というものがあったのではなく、…

食べたものが身体をつくる

食べたものが、明日の自分をつくる。いまの自分の身体は、いままで食べてきたものの栄養素の蓄積なのだと思うと、おのずと食べるものにも慎重になってくる。以前はさほど気にしなった。何食べたって死にはしないし、たくさん食べれば身体も大きくなる、と。…

センセイの鞄

自宅近くの本屋で、書店員さんのオススメ本コーナーがあり、この本があったので手に取った。美しい文体に心が落ち着く、という書店員さんのコメントのとおり、 パラパラとページをめくってなんとなく漂ってきた雰囲気が気持ちよく、その書店員さんの言葉を信…

あたたかい飲み物を、これと決めて飲む

あたたかい飲み物が好きだと思うようになった。それはコーヒーだったり、お茶だったり、紅茶だったり、最近は白湯だったりする。特に家では、夏であろうとあたたかい飲み物ばかり飲んでいる。 冷たい飲み物は身体が冷えるからよくない。誰かから聞いたのか本…

四歩

吉祥寺の食堂兼古道具屋(?)の四歩へ。四歩と書いてしっぽと読む。アパートの地下にあるようなフロアーに行くために車路を降りていく。先日の豪雨の時、大丈夫だったのだろうか、浸水しなかっただろうか、といらぬ心配をしてしまう。 ふだんの食事にちょう…

ナナメの夕暮れ

仕事終わり。駅前の本屋に寄り道したら、彼の本が目に留まり、そういえば、と聡明な彼のイメージとエッセイとが結びつき、手に取った。帰りの電車の中で読んで、物事を斜めに見ていたこと、それに飽きて物事を肯定するように意識し始める過程を知り、共感で…

I'm Here for you

大学時代の研究室の仲間が集まる機会があった。卒業以来会っていない友達もいたから、彼とは12年ぶりということになる。それぞれ近況を聞きながら、刺激をもらう。 今回の集まりの立案者は自分で会社を経営していて、家族を養いながら、目的意識をもって仕事…

言葉の贈り物

通勤の電車内で周囲を見まわすと、ほぼ9割の乗客がスマホを手にしている。スマホには罪はないのだけれど、そういう光景を見るたび、それと同じ行動をとるのがどうも嫌で、スマホをカバンの底にしまう。ここ最近は、電車内でスマホは一切見ない、と決めてい…

給料を何に使うか

番組MCのアナウンサーがある芸人に「最近CMだとか、たくさんお仕事されてますよね。変な話、お給料って何に使ってるんですか?」と聞く。その芸人は照れながら「何にって・・・いまはゴルフ関連がほとんどですよ」と言っている。それだって、たかが知れてる…

iijima coffee

以前から行きたいと思っていたものの、なかなか腰を上げることができたかったお店に、今日行くことができた。千葉は柏井町の「iijima coffee」。最寄り駅だと京成の八千代台。車を手放して久しい身のため、駅から15~20分くらいか?歩く。なかなか手軽にさぁ…

魔法

夏休み。いつも快適な時間を過ごせる、相模湖の古民家カフェへ。超絶美味しいランチを食べることができたり、会えたらいいなぁと思ってた家具屋さんに偶然会えたり。どうやらこの場所では魔法が使えるらしい。テレパシーが、通じた。たぶんこのご飯も、素材…

自由設計の賃貸住宅に住む

賃貸住宅に住む価値を、考える。 よく見かけるのが、「購入」と「賃貸」どっちが得か?論争。分譲マンションを買うのと賃貸マンションを借りるのとで支出額がどう違うか、どっちにどのようなメリットがあってどのようなデメリットがあるかを比較する、という…

猛暑日

連日、こうして気温の高い日が続くと、それに慣れてくる。気は滅入るし、汗は止まらないのに。朝、家を出てもわっとした空気を感じると、「おぉ、今日も来たな。昨日を超えるか?」なんて言いながら、戦闘態勢に入る。今日も勝ってやるぞ、と。 ☀ 夕べ、終電…

住まい手が楽しく、正しく暮らしていけるように

事務所で設計したコーポラティブハウスの懇親会にお邪魔した。共用部に集まり、テーブルを並べて、持ち込み料理を食べながら飲む。和気あいあいとした雰囲気で、「久しぶり~」「大きくなったねぇ~」なんて声も聞こえたり。竣工時に小さかった子供も、いま…

もうイライラしない

一昨日(※)手に取り損ねた本、何だったかなぁ、見つかるかなぁ、と思いながら事務所近くの本屋で今日探したら、あった。いまの自分が注意すべきふるまいが、凝縮されているように感じた。とはいえ、このタイトルが自宅の本棚に並んだら、まるで自分がいつも…

注意されて、ありがたいと思うこと

怒られること、叱られることは、もちろん嫌ではあるけれど、それでいじけてはいけない。失敗しても何も言われなくなるよりは、よほどいい。そんな言葉を聞いて、当たり前のことなのになぜだか実践できていない自分が情けなくなって、そうだよな、ちゃんとし…

身体を動した後の心地よさを

習慣を大事にしよう。習慣こそが未来の自分をつくるんだ。そう、昨日の記事での本を読んで思った。自分には胸を張ってこれを続けている、と他人に言える習慣があるだろうか。ない。 特に、そうそう、そうなんだよ、と手を叩いたのが、頻度と難易度との関係に…

習慣

事務所からの帰宅途中、いつもの本屋で見つけた本。あれ、どこで見たんだっけ?インスタグラムの#本棚か?何かを意識して継続させているという実感がまるでない自分は、「習慣」という言葉にあこがれを抱いている。自分の成長につながる「習慣」を、ひとつで…

丸いコースターと不謹慎な気持ち

手創り市で、コースターに出会った。良いコースターがないなぁと思っていたところだったので、ちょうどよいと思い、買った。その作家さんは、これから本格的に作家活動を始めようとしているところだそう。まだその名前で検索してもヒットしない。そんな作家…

猛暑と雑司ヶ谷

雑司ヶ谷、鬼子母神の手創り市へ。この天気でうだるような気分の中。誰よりも出展している作家さんがつらいだろうと思いながら。 初めて会った作家さんの一言が象徴的だったように思う。この天気で大変ですよね、と言ったら、「まぁ、好きで出てますから」と…

フェスと手作り市

3連休の初日は体調を崩し、自宅で休んでいた。風邪と筋肉痛を同時に身体に抱え、久しぶりに何もせず、じっとしていた。こういう時間も大事なんだろう。自分の働き方、身体への接し方を見直すきっかけになる。 夜、なにげなくネットサーフィンをしていて、ミ…

魂を抜かれないように

とかく気が滅入りがちな季節だけれど、自分にとっては、結構好きな季節だったりする。太陽光がじりじりと肌を焼いて、汗が出てきても、それでも負けないぞ自分は、と思える。実は、結構ではなく、大がつくほど好きな季節だ。 昔、幽遊白書というアニメが好き…

リネンシャツ

マーガレットハウエルのリネンシャツを好んで一年中着ている、と尊敬する松浦弥太郎さんが言っていて、すぐに真似をしたくなった。もともとリネンの素材感を好きになったきっかけは忘れてしまったけれど、もしかしたら彼の言葉だったのかもしれない。それく…

青い世界

相模原の手作りマーケットで出会った作家さんの個展で、銀座へ。空、海、夜の街、そして鯨。青くて、幻想的な世界を描いた絵がとてもきれいで、その世界に引き込まれるよう。 hiromi-hashimoto.com 風景の形に切りとった不定形のポストカードは、本来の目的…

sakusakuとTHE YELLOW MONKEY

tvkの「sakusaku」を以前よく見ていて、黒幕さんのトークの面白さに度肝を抜かれ、大笑いし、感動していた一人だ。そのトークの面白さを、「sakusaku」が終わった今も楽しめることはもちろん、そのトーク番組とイエローモンキーが結びつくなんて、ほんと夢の…

Easy Go

「Easy Go」頭の中を、この曲のメロディが鳴り響いている。いつものカフェでも。その途中の道でも。美容院でうとうとしている時でも。上機嫌で行こう、不機嫌でいたらダメだ、という自分の気持ちはおのずと、上機嫌でハイテンションな曲を欲する。 30周年記…

酒とコミュニケーション

プロジェクトが一段落したので、事務所の仲間全員で打ち上げに行った。場所は人気のお好み焼き屋さん。テーブルを皆でつめながら囲み、鉄板をつつく。自分で言うのも変だけれど、いい光景だった。 そのプロジェクトを担当したスタッフは、年こそ自分とあまり…

土壇場で集中力を

壁面本棚をつくってくれた家具屋さんの個展で、相模原へ。新作家具を見て、その繊細さ、ディテールへの気の配り方、飽きの来ないシンプルなデザインの良さ、無垢材の肌触りの良さなどを、改めて感じた。取っ手に使われている、普段あまり使われない金物も、…